近未来モノ
西暦XX00年
突如蔓延した蚊を媒体とするウイルスによって、人類の多くは滅亡し、地球全土は砂漠と化していた---
みたいな出だしから始まる話。
巨大なビルもタワーも全てが砂に埋もれ、まるで遺跡のように佇む都市が舞台。過去に栄華を築いた人類は既に絶滅し、唯一残されたのはほんの一握りの第二人類。彼らは長い時の中で、命が子孫へと受け継がれる度に、その姿を環境に適応させてきた。ある者は水分を必要としない身体に、またある者は極限まで五感を発達させた。その中で、厳しい環境に適応出来なかった母体から誕生した、生まれつき身体の一部が無い人類は、至る所に転がる古代の機器を自ら改良し、足りない所を補い生活していた。
義手や義足を造ることを生業としている男のもとには、何かが欠落している人々が集まってくる。
両腕が無い剣士、盗めない女泥棒、正直者な嘘つき、独りぼっちの料理人、患者が怖い医者、目覚めない考古学者、そして、一つの人格を共有する兄弟。そんな彼らと男の、不思議な物語。
っていう。
フランキーとブルックがいないのは、やる気の関係です。シャンクスとかイゾウも出したい。