「好きだよ?」
微笑んでそう伝えてくる女を軽くあしらい俺は歩いていく。
幼なじみの冗談に付き合えるほど俺は暇じゃない。
「真奈美、邪魔だ。どいてくれ」
再び俺の前にきて通せんぼしてくる。
「ペンギン。好き…」
「お前はローの恋人だろ?」
面倒臭いな…別の道を探すか。来た道を戻っていく。
「ペンギン…」
いい加減にしてくれ…
背中に重みと暖かさを感じる。
「真奈美、俺は嫌いだ。」
「なら死んで?」
グサッ
「っ?!…真奈美、お…前…」
わき腹に包丁を刺され血が傷口から流れていく。
止血するために手で傷口をふさぐが溢れてくる血液。
救急車を呼ぶために携帯を探すが見つからない。
「ペンギン。好きだよ、またね?」
もう一度刺されて視界が暗くなった。


「ふふふ…ペンギン捕まえた。」
次はシャチかな?
血まみれで冷たくなったペンギンを抱えて笑う。
「ロー、一人だけじゃ寂しいでしょ?」
部屋にあるローを思い出しながら呟いた。





冷たくなった君にキスを送る
これからもずっと一緒にいようね?



(好き)
(愛してる)
(だから欲しい)


あとがき
はい。死パロでした…
ペンギン刺された!
シャチ危ない!
ロー…既に殺されてる(泣)
真奈美はハートのみんなが好きだから欲しくなっちゃったんですね、多分。

部屋は果たして腐敗臭はしているんだろうか…
でも蛆とかわくから加工いるのだろうか…
うん。私は何を考えているんだろうか(笑)
いやぁ…脳味噌が私は腐ってるんだな、多分。

腐女子として腐ってますが!(・ω・´)ドヤッ
…ここまで読んで下さりありがとうございます。
ちなみにレンシンって人形の読み方です。(中国の)
追伸
文才が欲しい(笑)

▼レンシン

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