ドン
ドン
ドーン
目の前にはカモメにおばあさんに恋人のドフラミンゴ

私は威圧感に緊張しながら座っていた。
まず…こうなった経緯を説明しようか…。

島の出向から一週間が経ち
暇過ぎてドフラミンゴがミホークとかいう大剣豪を連れてきて手合わせしてからまた一週間
そろそろ手合わせしたのも思い出となっていた頃
ドフラミンゴは『もうすぐつく』そう言ってきた。
何処につくか知らない私は何もする事が無いためとりあえずボーっとしていた。
船の動きが止まったので島を見ようと部屋から出てきたらそこは海軍の基地だった。
…以上が今までの経緯である。

…誰だよこの二人は
内心、捕まるのかと思いながら相手の動きを探る。
「お前が朱眼の悪魔なのか?」
カモメが聞いてきた。
「はい、そうですが」
私はかしこまったようにカモメに対応する。
ドフラミンゴは少し驚いた顔をしたがそれも一瞬で独特な笑みをこぼす。
…てかカモメとおばあさんの名前何ですか?
聞こうか迷っていると
カモメは何やら紙を取り出しボードに貼り付けていく。
「…写真ですか?」
人の顔が載った紙が貼られていく。英語で何か書かれていたが面倒くさいので無視しておく。
「手配書だ」
「手配書…誰のでしょうか」
そう訊ねるとカモメは怖い顔をしてきた
何か変なこと言ったかなぁ
「お前が倒した海賊達だ!」
「…弱かったので顔など覚えていません。
それに生きるために必要なお金など以外はあまり気にしませんでした。」
正直に話した。
いちいち雑魚を覚えていられるほどの人間じゃありませんから。
…なにかいけないなら謝ります。
「…弱いだと?お前が倒した海賊は16隻だが全て憶越えだったんだぞ!」
「…ドフラ憶越えって強いの?」
「まぁ強いだろうな」
へー
なら世も末だな…
「朱眼の悪魔!お前は能力者か?」
「いえ。泳げますし」
てかカモメいちいちなんだ?
面倒くさい…
「…おい」
「なんだ」
「こっちの用件を早くしろ」
「…ああ
手配書のことか」
そっか撮られた手配書の写真って変装用の姿だったな…
「手配書の写真…チャイナにしといてね!」
私は万弁の笑みでカモメに言った。
「面倒だ…というかキャラ変わってないか?」
「変装の意味が無くなっちゃう!
変えてくれないならドフラミンゴに頼むよ?」
「…しょうがない
あいつに頼むとろくなことにならんからな」
「ありがとうカモメ!」
「おい貴様」
「きゃーこっわぁい
あと私は真奈美って名前だからね〜」
てか真面目に名前何ですか?

「…真奈美帰るぞ」
「あ、はーい!」
「邪魔したな」
「…そいつを二度とつれてくるな」
「フッフッフッ…気が向いたらな」
重々しい扉を閉じた。
「…あの二人って名前何なの?」
聞くと笑ってこう答えられた。
「おつるさんとカモメだ」
っ!!
当たってたんだ!
私は嬉しくて万歳した。
「フッフッフッ…カモメ…フフッ」
なにやらドフラミンゴは笑っているけど気にしなかった。

▼カモメじゃないよセンゴクだよ?

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