「ロー食べて」

“手作り”なんて笑顔でいってるけど…

「これはなんだ」

目の前には得体も知れない緑の煙を出し、蠢いている謎の物体…

「ケーキ」

謎の物体は何なんだろうか…
新しい爆弾とかだろうか。

「………ロー?」
「なんだ?」
「聞いてた…?」

なにをだろうか。

「もう一度言え」
「ケーキ」

……………………。

「有り得ない…」

「どこが?大丈夫だよ!愛情たっぷりだから!!」

何処ってすべてがだろ…
てか愛情じゃ料理は作れない。

「黒い物がケーキか?」
「うん。あたりまえ!」

どこからその自信が出てくるんだよ…

死ぬなこれ…

「他にくわせとけ」
「え〜」

全然可愛くないからな。
…寧ろ手の物が怖さを出してるからな。

「船長命令だ」

そう言って逃げた。
逃げ出してナニが悪い?
死ぬよりましだろ?





「船長!今朝の料理に毒物が混入していたらしくみな瀕死の状態です!」
「…………。」

ほら見ろ…
…それにしてもよく食おうとしたな。

「今いく。あと真奈美を探しとけ。」
「真奈美ですか?真奈美も倒れています」


…誰か馬鹿に効く薬持ってないか?

▼料理は愛じゃ作れない

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