中に指をいれれば久しぶりのようできつく、膣壁が指にはりついてくる。
中をまさぐればぐちゅぐちゅと音が漏れて指も中も濡れていく。

「…ロー。なんか違和感が酷すぎる……」
「…色気のねぇ言葉だな………」
目の前には裸の女。
女と言っても娼婦じゃない、恋人である真奈美だ。
けど普通の女じゃない。


「流石に感じるだろ…」
その呟きに真奈美はむっとする。
すみませんね…普通の女じゃなくて…
「仕方ないじゃない…不感症なんだから」
「こんな良い身体してんのにな…」
そう言いながら指の本数を増やすロー。

感じないセックスをするたびにストレスを感じるけど…
「ローはストレス感じないの?」
私はとってもストレス溜まるんだけど…
「不感症と言ってもお前はまだ軽い方だ。本で読んだ奴と比べればまだ平気だ」
…言い方からすればストレス溜まるって言ってるよね?
あ、また増えた。
「…本って、どんなのあったん?」
そう聞けば唇をローのそれで塞がれる。
「後ではなしてやるから…取りあえずこっちに集中しろ」
そう言ってローの立ち上がったものが体内に入ってくる。


ギシッギシッ
ベットの軋む音と息づかいのみが部屋に響く。
「…真奈美。好きだ…」
「私も好きだよ?…ローもうイく?」
そう尋ねてくる女に思いっきり腰を打ち付けつける。
「っ…ロー…痛い、よ」
痛みは感じるのに感じない。
中は濡れてるのに感じない。
それに無性に苛つきながら俺は欲を吐き出した。



▼不感症

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