朝起きてカーテンを開けたら眩しく目を細める。
目が慣れると雪が積もっているのがはっきり分かった。
一面の銀世界は彼みたいにおもえて
『会いたいな…』
そう呟きながら家を出た。

いつも通り仕事してないのかな?
なんて考えていると
体が冷えてきた。
空を見ると雪がまた降ってきている。
少し急ごう…。
なんて思って少し早足にした途端何かに躓き転んだ
『いったぁ…』
転んだ所を見ると人が倒れていた
近づいてみると
さっきまで会いたかった知り合いで…
『って、銀さん!?何してんの!?』
倒れていた銀髪の知り合い…まあ、知り合いと言っても一回しか会話をしてないけど…
自分でそう思い悲しむ

私は一回会っただけで銀さんを好きになった
『銀さぁん?』
「…ん?……あ?
ここ何処だ?」
『多分酔っ払ってここまできて倒れて寝たんだと…「クシュン!」…私の家近いんで行きますか?』
「悪いな、ありがとよ」
そう言って立ち上がった
その彼が眩しく感じたのは気のせいじゃないと私は思う。

家に行く最中
私は一大決心をした。
『銀さんに会いに行こうとしたんです、私銀さんのことが…』
「ストップ!」
いきなりの制止に驚く
「そこから先は俺に言わせてくれ。
好きだ。」
『……っ////私も好きです銀さん///』
嬉しくてはにかむと雪が少し乗った頭を撫でてくれた。


▼眩しい君

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