朝起きていつも通り洗面所に行って鏡を見た
『な、なん…なにこれっ!?』
鏡に映った私は

男になっていた
…と、言うよりも
臨也になっていた

まてまてまてまてまて!?
なにが起きた?
ゆめ?夢だよね?
『…夢か、夢だな』
ベッドに戻ると
な、なん…なんで
『なんで[私]がいるの!?』
ベッドには[私]がいた
「んんーっ…何?真奈美…」
[私]が私の名前を呼んだ、よ
…あれ?夢だよね…?
「真奈美…あ、れ…?
なんか声おかしい…?」
そう言って目を開けた[私]
起き上がり私を見た
「……は?ドッペルゲンガー?俺がいるんだけど…」
『臨也…これ夢だよね?朝起きて鏡見たら臨也で…ベッドに来たら[私]がいて』
「真奈美…新羅の場所いこうか」
『うん…治らなかったらどうしよう…』
「身体は隅々までいつも見てるから大丈夫でしょ?」
『っ…///そ、そうじゃなくて!仕事とか!』
「ああね…俺はあわなければ良い話だし」
『私は…!?』
「辞めて俺の所で働けば?付き合ってるんだから結婚してさ。まぁ、前々から言おうとしていたんだけどね」
『えっ!?け、結婚!?』
「嫌?」
『嬉しい…///ありがとう』
「とりあえず、新羅の所いこ」
そうして私たちは手をつなぎながら新羅の所へ向かった

「新羅、いる?」
「居るけどどうしたんだい真奈美?」
「俺なんだけど」
「えっ!?ちょっとまってね。…入れ替わった?」
「よくわかったね。正解だよ」
「ま、まさかと思うけど、昨日辺りワイン届いたかい?」
「ああ、なんか届いたね」
声が怒っている…
ちらりと横目で見ると
[私]はかなり怒っていた
「ごめんなさい…実はですね…」
「なにかな?新羅…」
「書き間違ったらしいんだ…話をすると長くなるんだけど俺からのプレゼントだったんだよ、それ…違う人への。で…間違えて…」
「ふーん…で、戻り方は」
「一日したら戻るよ」
「そう…ありがとう」
臨也…それ[私]の身体だから…そこまでで怖い顔しないでください。ちょっぴり怖いです…

新羅の家を出た後に臨也が一言
「結婚しようね」
と囁いた
『はい!!///喜んで』
そう言って私は臨也の身体なので身長差の問題で抱きつけないので軽いフレンチキスをした

「お風呂入ってくる」
『うん……えっ!?』
「なに?どうしたんだい?」
『身体え、と…まだ、変わってて…』
「じゃあ、一緒に入るかい?」
『え、と…う、うん…///』
このあと何があったかは
二人だけの秘密だ…

▼ワインの悪戯

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