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あかねちゃんに連れられて、ほねつぎ屋さんに来た。
今、あかねちゃんが、お湯をもらってくれている。
確かベティちゃんが、そう思って乱馬に気付かれない様に後ろを振り向いてみるとやはり骨格標本のベティちゃんを持った東風先生がいた。
私の視線に気づくとシーッというポーズをする。
私はそれに従っていると乱馬の肩にベティちゃんの手を乗せた。
すると乱馬が飛び上がる。
「や、失敬。恐れることはありません。骨格標本のベティちゃんですよ。」
ベティちゃんをまじまじと見ていると
「乱馬、お湯…。」
そこへあかねちゃんがやって来る。
「やあ、あかねちゃん。」
「あ、若先生。おはようございます。」
あかねがらんまの頭の上にやかんを置いて挨拶する。
私もそれに合わせて挨拶する。
「おはよう。」
ベティちゃんをカシャと動かしながら挨拶をする東風先生。
あかねちゃんは、心なしか頬が赤い。
「最近来ないね。怪我してないの？」
「はい、だって、怪我するようなことしてないし…」
その会話の間に乱馬がお湯をかぶる。
私は東風先生に向き合うと
「ベティちゃん可愛らしいですね。」
そう言った。
すると東風先生は目を少し輝かせて
「わかりますか。ベティちゃんの可愛らしさが。」
そう言ってきて変なところで意気投合したのだった。
あかねちゃんに止められるまでベティちゃんの話に没頭していたのは仕方ないと思う。
だって可愛いんだもん←
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