デイダラ先生と美術


「おーいお前ら静かにー。授業始まってるぞ、うん。今日は造形制作をやる。この授業でお前らに芸術とは何たるかを身体に叩き込んでやる……誰だ、今ただの粘土遊びとか言ったやつ!オイラのやっていることは粘土遊びなんかじゃねェ!何よりも崇高な創作活動なのだ!しかも造形制作はオイラの求める芸術の一つの過程に過ぎない、うん。爆発させることによりその存在を昇華させて初めて一つの作品がアートとして完成する。洗練されたラインに二次元的なデフォルメを追及した形こそスーパーフラットの究極系だ。それを昇華させることにオイラはアートを感じてならない!ハハハ!
つまり芸術は……
ってオイ!!!オレに一斉に粘土投げつけんな!!質の良い貴重な粘土配ってやってんだか… あ、ちょ待てそういえば粘土に火薬混ぜてたの忘」