※ヤンデレベルとぬっころされNの話なので嫌な人は引き返し!!



それは知らなければ良かった事と繋がってます)



大事なものは何ですか。そう聞かれたらわたしはまっさきにポケモンと幼馴染だと答えれる。親より先にこの二つとは何事だと思われるかもしれないけど、わたしにとってこの二つはとても大切で、大事な存在。ポケモンは弱くてどうしようもない私の側に居てくれて、一緒に強くなろうとしてくれる。幼馴染は困った顔して手を引いてくれる人と、笑って背中を押してくれる人、無言で頭を撫でてくれる人がいる。彼らはわたしにとってとても大切で、はげみで。だからホワイトが泣いたと通信で知ったとき、チェレンが目を見開き息を呑んだことにも気付かないほど私は動揺しそして冷めた目をした。「ベル、ベル」何度も呼びかけられてようやくわたしはわたしを取り戻し、私はライブキャリーの電源を無理やり切った。ごめんねチェレン、次にあったときご飯おごるから。ブラックが知ったらどうなるだろう、チェレンがたしか「N」が原因だといっていた。それって、ブラックに声をかけるあの緑の髪の人だよね。ねえブラックは貴方の心の闇に触れて、貴方に慈しみの手を差し伸べているけれど、そこから貴方の闇が感染してブラックが自分のようにならないかと、似たものである相手のように壊れないかと心配してるホワイトが泣いたと知ったら、ブラックは貴方にどんな仕打ちをするだろうか。もう触れることもないし、あなたの言葉だって聴かないだろう。あの双子は精神をお互いが何時も守ってる。だからきっとNはブラックを求めても彼がそれに答えることは一生なくなるかもしれない。かなしいひと、みたこともない心の人に出会って、二つとも求めてみたら一つが壊れて、もう一つも手に入れられないかもしれない。世の中は甘くない。それは闇をもつ貴方が良く知ってるはずなのに、



「ねえ、あなたはなにがほしくてなにがいらない?」

「――、突然、何だい。君はそれに誰、だ?…ブラックとホワイトの、」

「ブラックが欲しくてホワイトには寄り添ってもらいたい。そんな我侭壊してあげる、ねえ貴方は何が欲しくて何がいらない?ブラックやポケモンが欲しくて世界が要らないんでしょう?じゃあ貴方から世界を壊してあげる、こんな世界要らないんでしょうじゃあばいばい」



どん、と。彼の背中を押した瞬間彼が目を見開きそして、







ぐしゃりと。真っ赤な色が地面に広がった。


だいじなもの、

(赤い色に緑色が染まって黒くなっていくのは、気持ち悪かった)



10.09.25


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