「11月23日はいい兄さんの日。11月25日はいい双子の日だそうで」
「ほう」
「へえ 初耳ー」
「だからあなた達に会おうと思ってバトルサブウェイに来たんです」
「それはそれは」
「お疲れ様ー」
「…なのに、スーパーシングルとスーパーマルチトレインが鬼畜すぎて、あなた達のところまで辿り着くのにどちらの日にも遅刻しました」
「おやおや」
「でも辿り着けて良かったね!」
「良くないですよ!遅刻しちゃったらイベント事の楽しみがなくなるじゃないですか!」
「ねえ、なんでこのコこんなに情緒不安定なんだろう」
「おそらく先ほどの惨敗を引きずっているのかと」
「また負けた…いつになったら勝てるの。もう組んでくれる優しい人がいないよ…」
「まずはスーパーシングルとスーパーダブルを極めてみては?実力が認められれば自然と交流の幅も広がると思いますよ。ここはそういう場所です」
「私にもできるでしょうか…」
「それはあなた様の努力次第。ですがわたくし達はサブウェイマスター」
「いつでもきみが挑戦するのを待ってるからね!」
「う…、また来ます!さよなら!」
「ホームへの駆け込み降車は危険でございますよ!お止めになってくださいまし!」
「またねー」

「…行ってしまわれました」
「あはは、あのコいっつも元気だねえ」
「勝負に意欲的で大変よろしいと思います」
「ノボリはその意欲を引き出すのが上手いよね。さっきのアドバイス、かっこよかったなー」
「茶化すのは止めなさい」
「本心だよ?ぼくの兄さんはいい兄さんだね!」
「…受け売りのくせに声が大きいですよ。さ、仕事に戻りましょう」
「はーい」


何もできないまま26日になってしまったので
サブマス的にイベントラッシュだと思った今日この頃
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