▽宮地に絡む

「宮地さんにちゅー」
「うっせバーカ離れろ鬱陶しい」
「わ〜、辛辣。照れなくていいんですよ!」
「お前なんでそんなに前向きなの?ちょっとはへこたれろ」
「ただへこたれてても愛はもらえないじゃないですかー。なら私は積極的に獲りに行きます!」
「何をだよ。この肉食系め」
「でも、宮地さんにだけですよ」
「……」
「どうしました?」
「ったりめーだろ。他の奴にもこんなんだったら轢くぞ」
「…ん?」
「おら、ちゅーすんだろ」
「んん!?」

宮地さんがデレた!!

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▽福井先輩わんわんお

「おかえり」
「ただい……せ、せんぱい痛い痛いです、ぎゅー強すぎ」
「悪い、寂しかったからつい」
「遅くなってごめんなさい。よしよし」
「んー…」
「(頭撫でられるの好きだよなぁ)」
「もっとしてくれ」
「首に頭ぐりぐりされるとくすぐったいんですけどー」
「マーキング」
「……そうですか…」
「ドン引きすんなよ」
「とりあえず玄関から動きません?」
「その前に首出して」
「こう?…うあああ!?なに!なんで噛んだんですか!」
「痛くしてねーだろ」
「そういう問題じゃないです!」
「もーちょい動くなよ」
「う…うう」

五分後
「ん、満足。じゃあメシにすっかー」
「もうお嫁に行けない」

なめたりかんだり犬的スキンシップ福井さん(※健全)

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▽原の前髪が鬱陶しい

「原の前髪ピンで留めていい?」
「好きにすればぁ〜」
「ガムひっこめてよ、邪魔」
「んー」
「長さだけじゃなくて量もあるんだもんなー…もふもふしてて手入れされてない犬みたい」
「何その感想うざー」
「毒吐きわんこー。…あ、目見えた」
「近。キスでもする?」
「やぁだよ、大人しくしてて」
「…ちっ」

ふられた、か

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▽駅まで迎えにくる葉山

「あ!遅かったねー、すごい雨だよ!」
「…どしたの、葉山」
「雨のニオイしたからー、迎えにきた!傘持ってなかったっぽいしー」
「いろんな意味で犬ね」
「それほどでも!」
「褒めてない。それで、傘は?」
「…あれ、なんでオレ一本しか持ってないんだろ」
「駄犬」
「うわーごめん!ごめんって!やっちゃった!」
「迎えの意味ないじゃない」
「え、意味はあるよー。少しでも早く会えたじゃん」
「バカっぽいー…」
「相合い傘でかえろーよ」
「仕方ないから、入れて」
「ん!おいでおいでー」
「抱きつかないで!」
「へへー」

この子がいるから雨の日も楽しいね!

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▽ドルオタの性

「……」
「宮地ー」
「……」
「ぶっ、は!」
「うるせえよ!!推しメンのソロパート聞こえなかっただろうが!殺すぞ!」
「こ、高速で巻き戻し、ひー腹痛い」
「お前の笑いの沸点高尾並みでうぜえ」
「宮地は可愛いなあ、っふ、はは」
「ああ?」
「例のソロパートさ、無意識にリズム取って、振り付けやったでしょ」
「あ…」
「こう、胸に手当てて…からのラブずっきゅん!あっはは、宮地ちょうかわいい!」
「(もうこいつの家で絶対DVD見ねえ…)」

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