▽11/29の青峰

「いい肉ってどう考えても胸のことだろ。つーわけでおっぱい揉ませろ」
「近寄らないでゲス峰くん」
「ひでーな」

所詮青峰なので

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▽冬の紫原

「敦!ぎゅー!」
「ん〜」
「いや、なんでとか聞かないの」
「どーでもいい」
「体大きいから?子供だから?とにかく冬の敦あったかいんだよー」
「(聞いてないのに…)寒いんなら主将が一番いいと思う」
「あったかいと暑苦しいは別でしょ!」
「じゃあ案外室ちんとか」
「氷室って名前からしてアウト。あったかくなさそう」
「室ちんかわいそ〜…」
「劉と福井先輩にもやったんだけどね、無言ではたかれちゃった。ずいぶんと表情に差があったけど」
「福井サン赤かった?」
「赤かった!」
「センパイって結構ひどい人だよねー」

劉は照れても表情に出ない。とか。

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▽チョコレートが食べたい宮地

「チョコレートくれ」
「もしもし、宮地さん。今日はバレンタインデーじゃありませんよ」
「んなことわかってんだよ。別にお前から欲しいなんて言ってねぇからさっさとよこせ」
「(カツアゲ…)はい、これ」
「やっぱり持ってたな」
「え?確証ないのにあんな高圧的な態度してたの?」
「お前いっつも何かしらバクバク食ってるじゃねーか」
「失礼な物言い!そういうこと言うなら返してください」
「どうしても受け取ってほしいってお前が言うからもらってやったのに?なんなの?」
「記憶の改竄やめて」
「手伸ばしてくんなよ、もうオレのもんだっつの」

ぱくっ もぐもぐ

「うまー」
「今の顔可愛い…!」
「あ?」
「一瞬で怖い!」

宮地清志が甘党だとハゲる。食べているときは至福の笑み(数秒の平和)。

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▽苺ポッキーが食べたい春日

「あっ」
「なに?春日?」
「…それ苺ポッキー?だよね?」
「うん。欲しいの?」
「それ好き〜ちょーだい〜」
「え、箱ごと!?」
「およ?ダメかな〜?」
「だ、だめじゃない…」

満面の笑顔が可愛くて逆らえない。

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▽うっかり萌えた宮地

「なに笑ってんだよ高尾」
「いや〜宮地サンの彼女かわいーっすね!この前見かけたんですけど、うらやましいな〜」
「まあな。さすがに推しメンにはかなわねーけどな」
「…えっ?マジで言ってんすか?」
「おうよ」
「ひっ…ひでえ!女の敵だこの人…!」
「何なんだようるせーな」
「宮地サン…それ絶対彼女さんには言わない方が」
「いつも言ってるけど?」

「で、高尾が人でなしとか言いやがるからシバいといた」
「後輩いじめもほどほどにね」
「…なんで付き合ってられるのか、って言いやがった」
「え?だって清志のことはわかってるし」
「なあ、今更だけど実は傷ついたりとか…」
「平気だよ。それに、私からも言っていい?」
「何を」
「清志は私に可愛いって言ってくれるけど、そんな清志の方こそ世界一かっこいいよ。隣にいられて幸せ」

「やべーこいつ可愛い世界一可愛いかもしれない」

ブレない宮地さんがブレた瞬間。
いつもなら「お前かわいいよなー。推しメンの次に」が宮地さん的最上級の褒め言葉。
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