漫画の感想 VIVO!3巻読みました。最終巻でしたね。 知らなかった…(呆然) 帯にも裏にも何も書いてなかったから、普通に続刊だと思っていたら最終話まで行き着いてました。あらあら… よくよく考えれば大半の子が三年生、確かに区切りは良かったのかも。 一年が三巻で過ぎたと思うと早い気もしますが、同好会の部室で何をするでもなく、何が起きるでもなく過ごした日の方が多そうですしね。 一冊一冊に濃いエピソードが多くて、引き込まれていった辺りで終わってしまったので少し寂しいです。 生徒ズはこれからもちょくちょくナカムラ家に遊びに行けばいいと思うの。 結子ちゃん弥生ちゃんはこれっきりの関係にならないだろうし、結子ちゃんがいずれ携帯を買って連絡を取り合って、末永く仲良くしてください。 佐野くんは四人の中で一番しっかりした大人になりそう。 損な役回りもだんだん減っていって、いずれ慕われる先輩になりそうですね。 で、自分が落ち着いた頃に蓮田くんの様子を見に行って「お前いつまでもフラフラしてんなよ」と一喝。世話焼きなのは変わらない。 蓮田くんは蓮田くんでのらりくらり生きていけそうなので、時たま佐野くんに引っ張られて女子組と再会したり。 ナカムラ家の居心地良さそうだったので、蓮田くんとナカムラのじーちゃんが懇意にしていればいいと思う。 大人組は相変わらずだと思うから、あの四人が大人組みたく、なんだかんだ縁が続く関係になったらいいのにな。 あとはナカムラ先生について。 クラスの子たちが覚えてなかろうが、四人の中には一番印象強い先生になったんでしょう。 もらった言葉も実感した気持ちもいっぱいだと思います。 ナカムラ先生みたく、あっさり教育に関わるめんどくさい事柄を片付けられる人は現実には有り得ない。 だからこそ、ずけずけした物言いが清々しかったり、逆に自分に言われたみたいで居心地悪かったり。 井崎先生は教師を続けてみたら〜と話していましたが、個人的にはあれでいいんじゃないかと。 彼がずっと教師、というのも難しいだろうし、たまに厄介事をズバッと切り捨てるくらいが丁度いいかな、なんて。 だから隔年で教師やればいいと思いますよ。 せっかく学校に関わる二人が友人なんだから。 と、長々語るくらいにはいろいろ思わせられましたVIVO!。 瀬川先生の描くお話をまた読んでみたいです。 |