雑記

▽君の髪は春のにおいがするね

テーマとタイトルを見てぴんと来たので参加させていただきました。
君、をヒロインではなく高尾にしてみました。
とびきり可愛い女の子と、彼女が大好きで仕方ない高尾の話。
文章そのものはヒロイン視点なので、あからさまではない高尾の愛情が出ていれば嬉しいです。

企画というものへの参加は少ない方だと思います。
おそらく復活でふたつ、テニスでひとつ、デュラでひとつ、ふりーでひとつ、黒バスでふたつ。かな?
素敵なコンセプトには簡単に飛びつくのですが、期限やテーマという制限に怯えるチキンなので行動が伴いません。
企画サイトを覗いたりすると毎回参加してらっしゃる方もいて、すごいなあ真似できないなぁとしみじみ思います。
テニスの企画「Mon cheri!」は管理人が友人だったこともあって、のんびりと長く参加させていただきました。
毎回の公開後に行われるチャットでの感想大会がとても好きでした。

企画に参加していて楽しいのは、普段自分が書く文章とはちょっと違う話が書けるところですね。
がらりと作風が変わるわけではないのですが、モチベーションや緊張感がいい傾向をもたらしてくれていると思います。おそらく。
初めて書くキャラに挑戦できたり。
そういう機会を与えてくださる数々の企画主様には感謝の言葉しかありません。
その代わり、全力で書いた話しか出せないという異様なプレッシャー(もちろん自分のサイトでも感じています)があるので、やはり静観を決め込んだりたまに踏み出してみたり。
何にせよ、特別な心持ちで臨んでいます。


▽ゆっくりさよならをとなえる

ついさっき読み終えた川上弘美さんのエッセイのタイトルです。
真似したくなるような朗読したくなるような言葉をたくさん、ふんだんに使う人です。素晴らしい。
しばらく自分が欲しがるような文章を身に取り込んでいなかったので、ふらふら図書館に行ってふらふら借りてきました。(現在金欠のため購入ならず)
とはいえ、課題以外は好きな作家しか読まない偏食家なんですけれども。
課題で読む本でおおっとなって読書の幅が広がることもあれば、好みに合わずひたすら苦戦する場合もあります。
後者は本当に辛いです。ただの苦行です。
その分読み終えた時の解放感もひとしおで、好きな本読むぞー!と意気込むことができます。
いいのか悪いのか。

ふと思えば、エッセイというものはその作家の他作品を読まずに読むということはまず無いですね。
自分が名前も知らないような人のエッセイは手にも取らない…うーむ。
作家ではない芸能人のエッセイにしても、その人のことを多少知っていないと手を出さないし。
エッセイを読みたいというよりは、その人の内情を知りたいという気持ちで読むのかもしれません。
どんなものが好きで、どんなことに一喜一憂するのか。
エッセイを読むと、だいたいその人のことをますます好きになるので、そういう感覚が好きでもあります。

そうそう、基本的に好きな作家ばかり読むと書きましたが、表紙買いタイトル買いは珍しくない方です。むしろ新しい作家への開拓がそれしかない。
作家はうろ覚えなのに表紙やタイトルだけ妙に覚えている本(未購入)が沢山あります。
永遠の0(文庫版)とか、恩田陸の夢違とか。
すごく気になっているのが、「学校の音を聞くと懐かしくて死にたくなる」という本です。
このタイトルの吸引力はすごいですよね。表紙もなかなか。
好きな表紙といえば乙一さんの「失はれる物語」とか。中身ともども好きです。小説の中で一番好きな話が収録されているので思い入れがあります。

と、読書について書くと本当に取り留めなくなるのでここまでにしておきます。
そろそろ漱石さんと星新一が読みたいなぁ。


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テーマ「人外ファンタジー」
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