波打ち際は水色サイダー | ナノ
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ふー…。終わりました。終わってしまいました。
波打ち際は水色サイダー、略して波色、いかがでしたでしょうか。
最終話、途中まで打ってなくなってブチ切れそうになりましたが、持ち前のタイピングの速さですぐ戻しました。


見切り発車で始めた連載でした。初めて自力で完結させたものです。別ジャンルでもう一つありますが、あれはあれで無理矢理だったので。これも無理矢理じゃね?とか突っ込んじゃ駄目です。

つり球が好きすぎたのと、もうお前ら仲良くしろよ!という思いからでした。原作の雰囲気を崩したくなかったので、私の小説に顕著な砂糖はあまりありません。青春を描いてみたかったのです。微妙ですけど。


ラストは期待を裏切りました。悪い意味で。ええ。
いや、夏樹とくっつかせてもいいっちゃいいんですが、簡単にくっついてほしくなかったんですよ。高校生だし、まだ。
そんな言い訳で満足するかよとか言わないでください。あっ、石投げないで。豆腐メンタル!

アキラと夏樹には告白させたかったんです。アキラは大人だからするだろうと。夏樹は空港でやるってのもあったんですが、やめました。流石にそんな勇気高校生にゃある…んですかね?夏樹はしなさそうだと思って。
ハルはハルで恋って分かっていないし、ユキはおそらくずっとしないと思います。好きかもしれない、そう思いながらいつの間にか消えている思い、きっとありますよね。
私ありませんけど。まず恋からですね。好きな人は作るもんじゃないと思っていますが。そう言ったら友達に「やべえお前名言メーカーか!?」とか言われました。普通ですよね?


正直ヒロインは夏樹の幼馴染じゃない方がよかったな、と思っています。今でも。そうしたらぼっちで固まる感じがよかったかも。なんて後悔しつつ。
というか「それは導くサーチライト」と「消えない光と約束と」はあの、ひどいですね。微塵もない。いつか書き直したいですが、無理かな。
アキラかユキと一緒に行動っていうのがヒロインの性格上考えられないんですよ。なので。それからいちいち知っているセリフをぐだぐだやるのが私好きじゃなくて。長くなるだけですし。
あと後半夏樹無双でどうしようでした。もっとハルやユキと絡めさせられなかったもんかと。ハルはまだしも、ユキがちょっと…うう。ヒロインの心情もお前何なんだよって感じですし。アキラもどうやってヒロイン好きになった。他キャラの登場率低さも異常です。
他にもあげたらキリがないくらい反省点が山積みです。


つり球はクラス替えしてまさにぼっち!な私の心を癒してくれました。いやほんと、私の代わりに四人が仲良くしてくれました。ユキよりコミュ力ありません。
最終話、皆の成長にただただ感動しました。つり球、これからも大好きです。


最後に。
約四カ月、ここまでお付き合いいただけた皆さんへ。
好きだよと言ってくださった方がたくさんいて本当に嬉しかったです。物書き冥利に尽きます。青春!を感じていただけたらいいな、と思っています。本当にありがとうございました。

これから、ヒロインはどっちと付き合うのか?むしろ付き合わないのか?さっきああ言いましたが、ハルやさっきユキと付き合ってしまったりするのか?
色々あると思います。アキラの口説きに陥落しちゃったり、夏樹と幼馴染夫婦になったり、ハルに振り回されちゃったり、ユキとほのぼのやっていったり、別の誰かと歩んでいったり。皆さんのお好きにお考えください。



波打ち際は水色サイダー、でした。



――――あの夏を、私はきっと忘れない。



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