夢だけの世界

「ほう!曹操の娘か!」
「...」

たまたま出会った男は父の旧友であった。

「で、曹操はお前を無下にしているのか?」
そこから続く父への愚痴。次に天下への志。
だが数年後、その志が父によって絶やされることを、私は知っていて、

「名族の威光であまねくものを照らすのだ!」

なんと滑稽で、心苦しい。


太陽と闇





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