覚めた夢の続き
夢を見た。私が荊州で関羽に負け、多くの期待と信頼を裏切ってしまう夢だ。
「于禁殿?入ってもよろしいでしょうか」
「待て」
「珍しいですね。大丈夫ですか」
「ああ。夢を、見たのだ」
「夢?よかったですね、目ぇ覚めて」
夢は現実にならないと、聞き流そうとした破軍の皮肉に、同意している己がいた。
永遠へ
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