賈恂×于禁SS「こたえられない」


「やあ于禁将軍、すっかり痩せましたね」

「...賈恂」

場に似合わぬ軽い声に、その将軍を知る将兵らは肩を震わせた。
だが、男の口からでた言葉は、彼らの予想に反するものだった。

「...私は、どうなるのだ」

「...」

「何故、こたえない。賈恂」

「...」

「賈恂」

軍師は微笑んだ。誤魔化す様に。

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