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改めまして。 ダークリンク中編、完結しました!わーーい!! 総文字数恐らく7万ちょいくらい。本一冊くらいに…なった…? 半年くらいかかってるかと思いきや4ヶ月程で終わってました。無事収まって良かったです。 予想外だったのはサブタイが思いつかないこと、そして目が見えない一人称視点があまりにも大変すぎたこと。自分がやったことなのに「なんでよりにもよって視力にしたの????」と疑問に思いながら書き続けていました。 サブタイの意味はこんなかんじ。 1閃影 瞬間的に見える影 2暗影 暗い影 3片影 わずかな影、内面の一部 4影鰐 怪異/妖怪の一種。波一つない凪ぎの日に船を出す者の前に姿を現わし、海面に映った船乗りの影を飲み込む。 これに影を飲まれた者は死んでしまうと言われている。 5影向 神仏が仮の姿をとって現れること。 6残影 おもかげ 7影従 影のように付き従う 8御影 死んだ人の姿 9泡影 はかない物事 10倒影 逆さに映った影 11孤影 一人の寂しい姿 12真影 本当の肖像 当て字にするか造語をつくってしまいたかった……。。 以下、備忘録的な補足です。 原作の考察?みたいなものも含まれています。 * ・時系列 今回はseriesの中の時系列で言うと導入編後〜ゲーム本編最中になります。 当初は短編『蟷螂の斧』を長くするつもりで書こうと思っていたのですが、今となっては本編書き始めてからこっちを始めるのでも良かったなぁと。。 ・ダークリンクについて 賛否分かれる目的を持った子になりましたが、『共犯者』と『夢主の死を願う理解者』という位置付けです。 夢主の一番の理解者がギラヒム様でないのは、主人は理解者ではなく一番助けたいヒトだからです。(もちろん信頼関係があるのは前提ですが) 主→従の理解と同情は必要だがマストではないという考えのもと、そんな関係性が出来ました。 ・不安定な主従の内側 上記のダークの役割が書きたかったことひとつ目。 そして書きたかったものふたつ目が主従のトラウマと不安、縋るものの存在についてです。 主従に“わからせる”ために奔走してくれたダーク。彼の頑張りがあったから次が書けるんだよ…。。 ・ダークの目的である『あれ』を壊したらどうなるか 結論は原作の某作品で描かれている通りです。 ダークは壊した結果どうなるのかまでは知らないです。けどなんとなく予想はしてます。 ただそのリスクを覚悟でも壊すべきだと考えたのが彼でした。 かの有名な『俺は間違っているが世界はもっと間違っている』というやつですね。 正義の反対は別の正義。そして夢主は正義の味方には決してなれず、未だただの部下にしかなれない。 ・ギラヒム様の1000年について 作品の中では明記のために『1000年』としてます。(終焉封印→SWS本編までの時間は曖昧かつそもそもギラヒム様はいつから部下なのかはっきりしてない部分はありますよね、、) が、実際の年数はギラヒム様本人にも、誰にもわからない……というつもりで書いてます。 終焉封印からたった一人で長い時間を生きなければならないと自覚すれば、早い段階で気が狂って年数なんてわからなくなると。 ただどちらにせよ辛すぎる年月を生き続けたのは確かだろうと。 そんなわけで具体的な年数を語るのは主従だけです。 ・希望と呪い 今回の中編に限らずちょいちょい出してる言葉。 series全体のテーマの一つみたいなものです。 詳細はまたいつか。 ・ep.10ラスト この結末だけは始める前から決めてました。 夢主もダークも自己を認識した時、諦めようとしながらも結局は鏡を叩き割るという手段をとって現実を壊した。逃避であり再起である、というイメージです。 ・ep.12冒頭 泣いていたのは誰でしょう。 ・サイレンで成り果てた人 ゲーム本編で獲れる、闇の勾玉のイメージです。ぽろぽろ落ちてたので。 ・守護者の武器 あれなんて言えばいいの?槌?剣?鈍器? そして、テーマというわけではなく最近これだと思った言葉が一つ。 『人の道を踏み外した人は、社会から排除されるだろう? 同じように、怪異の道を踏み外した怪異は、世界から排除されるのさ──超常的なパワーによってね。 超絶的なパワー、人によってはそれを運命と呼ぶのかもしれない。 運命の避けられない力とね。』 物語シリーズにて、臥煙伊豆湖お姉さんが語った言葉です。 三人それぞれにぶっ刺さる事実だなぁと思い、頭に置いたまま描いてました。 * 最後に。 なかなかヘビーな量と内容にも関わらず、最初から最後まで読んでくださった方、毎回更新のたびにすぐ読んでくださる方もたくさんいらっしゃって、本当に嬉しい限りです…! 次について、既に冒頭は書き始めてます! またまた長いことになる予定ですが、今回の中編で残したなんやかんやも拾いつつ書いていくつもりです。 良ければ、お付き合いいただけましたら幸いです。 それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!
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