自由倉庫 Freiheit ::シロツメクサの花が咲いたらさあ行こう(断章の羽根) ミケ分隊長が片付けた書類の山を運んでいると、すれ違ったペトラが私の腰とお尻を怪訝そうに見た。 「それ、何……? 尻尾?」 「そう、尻尾。さっきすれ違ったハンジ分隊長に問答無用で装着された。『今日は外さないでね』って。さすがに立体機動装置訓練の時は外すけど」 「何の動物?」 「アライグマだって。意外と重量感あるよ。もちろん作り物」 「へえ。もふもふして可愛い」 「シロツメクサのー♪花が咲いたらー♪」 「何の歌?」 「わからない。――ひゃあああっ!?」 尻尾を引っ張られる感覚に後ろを振り返れば兵長がいた。その手には私の尻尾。 「ど、どこ触ってるんですか!」 「尻尾だろ」 ----- 一番くじ巨人中のイラストを見たら何となくアライグマネタというか尻尾ネタが書きたくなっただけです。 あと懐かしいあの歌を歌いたくなりました。 ところで夢主ならどの動物が似合うのか迷う。「こんな動物どうかなー」とご意見あればお待ちしてます…! back ×
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