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Freiheit


::172万8000円等身大フィギュアネタ(断章の羽根)

『それ』を一目見るために集まった調査兵で、部屋は大変賑わっていた。

「等身大、ですか」
「台座の分があるからこっちのリヴァイの方が二センチ高いけどね」
「こんなものが作られるだなんて、さすがは兵長ですね」

 呟くと、隣にいるハンジ分隊長が私を見下ろす。

「欲しかったらプレゼントしてあげようか?」
「あはは、いりませんよー」

 私が笑って答えれば、それまで盛り上がっていた場の空気が一変した。

 あれ?

「お前……! この素晴らしい造形物を『いらない』とは何様のつもりだ!」

 まずオルオさんに怒鳴られて、

「わ、私は欲しいんだけど……! 何で『いらない』の!?」

 ペトラに驚かれて、

「…………」

『いらない』と切り捨ててしまったせいか何か言いたそうな兵長と目が合った。

「だ、だって……」

 それぞれの勢いに圧されながらも、私ははっきり言った。

「本人がいてくれたら、私は充分です」

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あれを購入される方はいらっしゃるのだろうか……。
ちなみに私はグッスマの兵長をお迎え予定です。この兵長のために今までずーっとずーっとスケールの兵長は見送って来たのでもうとにかく待ちます。

ちなみに↑の何か言いたそうな兵長の心情としては、もしも人形を欲しがられたら面白くないとはいえ『いらない』と切り捨てられるのも微妙で複雑だったりしてます。
こんな風に説明したらちょっと面倒な人状態になってしまった(笑)
 

2015.05.27 (Wed) 20:20
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