絶望はいつもそばに在った
◆去年の夏に軽い気持ちで名前を決めた「ゲデヒトニス」がこんなに出て来ることになるとは当時思っていませんでした。今回はついにタイトルにまで進出。
◆普通に憲兵と銃撃戦が書きたかったのですが、原作2巻でジャンが「憲兵管轄の品だ、埃をかぶっていやがるが…」の台詞で「憲兵は銃に埃をかぶらせる程度の実力」と結論を出しまして、このような戦闘シーンになりました。番外編「殺意なき戦場」の完全近接戦だったのに少し遠隔戦が加わった感じです。
一番かわいそうなのは三人目の憲兵ですね。読み返したら夢主にも仲間にも頭や顔を殴られてる。
背後撃ちを書けたのが嬉しかった!後ろを見ずに撃つのはかっこよくて好きなのでつい!
◆アニメで好きなシーン(団長と師団長のやり取り)を盛り込めなかったのが無念。夢主が入る余地なかったので良いかとも思いますが。
なので、夢主が立ち去った後に私の中ではナイル師団長のあの葛藤と決断のシーンが展開されています。
◆そして徐々に明らかになりつつある夢主の過去と真実!
運命を変えた十二歳の夜に対峙したのはろくでもない相手だったということで、どうなるストヘス区編!