「クザンさん、遠征からただいま戻りました」

スズはさっき買った真新しい海軍Tシャツを着ながら、青雉の執務室に入った。


「あれ?クザンさんがいる・・・」


スズは自ら「ただいま」を言っておきながら、矛盾したことを言った。


「珍しいですね、クザンさんが執務室にいるだなんて。」

ソファに寝そべっている巨体に歩み寄る。

「そういう気分のときもあるのよ」

大きな巨体こと青雉はむくりと起き上がる。


「ガープ中将の小隊の遠征から戻りました。ただいまです」

「ん。お帰りなさい」


青雉は大きなあくびをすると、またソファにごろりと横になった。


*prev  next#
[ 12/80 ]
mokuji


top

人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -