[いい肉の日2013]
2014/01/04 20:33

11月28日、有稀のシフトは夜11時から次の日の明け方までだった。いつものようにコンビニでのバイトを終えコンビニ弁当を片手に角を曲がると、そこには予期せぬ見慣れない光景が広がっていたのだという。

「あー腹へったー、何だろ肉の匂いがするような…っ てうおおおぉ?!」
「おう有稀。遅かったじゃねぇか」
「亜煌さん?!な、ななな何これ?!」
「何ってケバブだろ。お前肉好きの癖にケバブ知らねぇのかよ」
「そうじゃなくて!なんでこんな時間から肉焼いて… いや、そういや今日いい肉の日っスよね?まさか去年に引き続き俺の為に?寒がりなのにこんな朝から!?」
「ああ。ドネルマシン(←肉焼きマシン)で暖取りながらお前の事待ち構えてたぜ。まぁとりあえずコレ食えよ、肉も野菜もたっぷり挟んどいたからよ」
「あ、亜煌さん…(感涙)!!」
「はーい千円でーす。」
「…って金取んのかよ!!」
「経費が思った以上にかかっちまってな」
「ええ!どうするんスかこの肉!俺金無いし流石にこんなに食えないし!」
「そう言うと思って用意しといたぜ。(そっとエプロンを差し出す)今日は稼ぐぜ有稀!朝昼晩のケバブは 一つ500円にまけてやるよ!!」
「ちょっ、意味分かんないっス!ナイフ振り回しながら最高の条件出してやったぜみたいな顔しないで (汗!!」

通りすがりの十六貴「あ、美味しそう一個ちょうだい^^」
有稀「!アザース^^!!」←接客業の条件反射w

って感じでいい肉の日落書きでした!


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