襟足の伸びた少しだけ癖のある柔らかな赤い髪。手指の先を飾る鮮やかな色と石。
アレから少しだけ丈の短くなったスカート。その裾から伸びる、しなやかな、程よい曲線を持つ足。
上向きの長い睫。少しラインを跳ね上げた目尻。淡く、瑞々しいふっくらとした唇。

季節は廻って、あっという間に高校卒業の日を迎える。
彼は、彼女のまま…。彼女は、とても可愛くなった。




誰の悪戯だったのでしょうか…?




「キッドくん!クラスの女子だけで写真撮ろうって!」
「おうっ」

卒業生入場、卒業証書授与。送辞、答辞、校長からのあいさつ。校歌斉唱…卒業生退場。
予行練習からかったるいと思っていた式が、本番を迎えあっと言う間に終わってしまった。
卒業生には最後のHRも終わり、校内には別れを惜しむ先輩後輩、教師なんかの声でざわついている。
キッドはクラスメイトとの別れを十分に済ませてから、各クラスに散らばっている友人の元に行った。キッドが目に付いた友人らの元に行けばもう殆どがそこに集まっていた。

「キッドさぁあん…ッ」
「ヒート…お前でっけぇナリして泣くんじゃねェよ」
「す、すびばせっ…うぅ、卒業おめでとうございます!」

わさっと、キッドの目の前に一抱えするぐらいの花束が飛び込んだ。1つ下の後輩が泣き笑いの可笑しな顔で花束を差し出し、卒業を祝う。彼の後ろに並ぶ見知った後輩たちかのものらしい花束をキッドは嬉しいがその大きさに困りながら受け取る。

「さんきゅ…お前ら花なんて用意すんなよ柄にもねェ…」
「まぁそういわないで下さいよ!」
「オレらのことぜってー忘れねェでください!」
「キッドさぁああん」
「ユースタスせんぱーいッ!!」

わらわらとキッドを囲む後輩に写真をせがまれ、騒がしく別れを惜しむ。漸く開放され、心なしか花もくたびれた様な気もしながらキッドは今度こそ友人たちの元に行った。

「よーキッド!あはは、やっぱお前も花束貰ったんだな!アタシも貰ったッ」
「ユースタスは男女、後輩問わずモテるなァ。羨ましーぜぇ」
「ああ、お前誰からもモテないからな…お情けの花束もらえて良かったな。だからおれ達の花束からすると一回り小さ…」
「お情けじゃねーよ!おれも慕われてんの!ンなことねェだろ一緒だよっ比べるな卑しいペンギン野郎っ」
「卑しいのはてめぇだシャチ。ンなこといってさっきからチラチラ花見比べてんじゃねェよ」
「ロー!ちがっおれはそんな…っ」

一様に花束を抱え、ほぼ三年間をつるんだ仲間が揃った。卒業のこの日も変わらない悪態を付き、笑う。

「キッド、写真撮ろうぜ」
「賛成ッ」
「お前とじゃねェよ!アタシはキッドと撮るんだ!!」
「折角なんだからみんなで撮ろうぜジュエリー」
「お前らカメラ頼む」
「てめぇらー!」
「ジュエリー屋、後で撮ればいいだろ」

「センパイたち撮りますよー!」





キッドは両手に持った花束を潰さない程度に抱きしめた。花の甘い香りが卒業を迎えたのだと実感させる。

「重くねェか?」
「平気。まぁ重くてもどうにか自分で持って帰るって…コレばっかりはな」
「そうだな」

たっぷりと最後の高校生活を楽しんだローとキッドは日の沈みかけた帰路を歩いていた。
困ったように、それでも嬉しそうに笑うキッドにローも笑みを返す。後輩で出し合って用意しただろう花束は大きく意外にもずっしりと重い。
加えて花を潰さないように持つのにも気を使わなければならず抱えて歩くのは大変だったが、なによりも嬉しさが勝っていた。

「今日くらい家に帰らないのか?」
「んー。どうすっかな…たぶん、親父たちも今日は期待してねェかも。どうせ卒業式の後だから遊ぶんだろうってのはわかってるだろうし。祝いはまた今度してやるって言ってたから」
「…なら、アパートに帰るんだな」
「そのつもり…どうした?」
「行っていいか?」
「?…別にいいけど…」

キッドはローにどこか引っ掛かりを覚えながらも当たり前のように了承する。
もう少し続く帰り道を、2人はどこかゆっくりな歩みで進んでいった。
キッドの住むアパートに帰り着き、もう使うことはないだろう、学生鞄を部屋の隅に置く。いつもなら直ぐに座るなりテレビを付けるなりするのだが、両手に抱えた花束の置き場所に困ってしまった。

「うわ…どうしよ。これどうすりゃいいんだ?」
「バケツとかないのか?」
「あったっけ…?」

うんうん頭を悩ませながら、キッドは花を生けるためのものを帰宅早々に探すはめになった。実家に帰れば親に任せられるのだが、と少しだけやっぱり帰ればよかったかと後悔し始める。

「風呂桶じゃ浅ぇもんな…うー…もうシンクか浴槽に水張って…」
「それは…、他になにか…ああ、それは?」
「どれ?」
「これ」
「…ゴミ箱だぞ、それ…」
「背に腹は代えられねェよ」

ローが指差すそれをみて、キッドはくしゃりと眉間に皺を寄せる。丸い筒状のゴミ入れとして使っているプラスティック製のそれは、確かに花屋でも花活けとして使ってそうなものではあるが現にゴミ入れとして活用中だ。捨てやすいようにコンビニのビニール袋を掛けているとは言え気が引ける。
しかし他に代用できるものもなく、キッドは部屋のゴミ箱をしぶしぶ空けて花を移した。見映えは悪いが仕方ない、明日実家に持って行くことを心に決めながら、せめてもと花のバランスを整えた。

「おれのも入るか?」
「お前のも?持って帰らねェつもりかよ」
「いや…家に帰らないから。泊まらせてくれ」
「え…。帰らなくていいのか?」
「おれもユースタス屋と同じようなもんだ」

キッドは花を受け取りながら、驚いたようにローを見つめた。今日は普通に帰るものだと思っていたのだが、自分と同じと言われるとキッドは訝しみながらも納得をするしかない。
仕方なく、一時的にも増えてしまった花を、どうにかこうにか活けてやろうと葛藤するのだった。

「綺麗だな」
「あっちに入りきれなかった…あんまぎゅーぎゅーにしちまうのも可哀想だしな」

間に合わせのバケツ…もとい、くず籠として使っていた物には頑張っても花が入りきらなかったため、キッドは余った花をグラスに活けることにした。
入りきれないものは、花の小さく、茎の細い物を選んだらしくグラスにも活けやすかった。グラスの大きさに合わせた分、茎を短く切ってしまったので日持ちはあまりしなさそうだが、花は浮かばれることだろうとローは思った。

「お前腹減ってねぇ?おれファミレスで結構食ったんだけど、なんか食べるなら…」
「ユースタス屋」
「ん?」
「…ユースタス屋」
「……、どうした?」

着替えもしないければと、キッドが制服のブレザーを脱ぎかけたところにローの声が掛かる。なんとなしに返事を返したキッドだが、もう一度改めて呼ばれると手を止めてローに向き直った。
どことなく真剣な顔をしているローに瞠目し、首をかしげる。
するとローから手を伸ばされ、反射的にその手にキッドは自分の手を伸ばし触れた。やんわりと握り返され、手を引かれるままにローの目の前に腰を下す。

「卒業、しちまったな」
「ああ…そうだな」
「…戻らなかったな、身体」
「……だな」

手を取り合ったまま、ぽつりぽつりと言葉を紡ぐ。結局2年近く経った今でもキッドの身体は女の身体のままだった。
それだけの時間があれば女としての生活にも慣れ、今ではもう戸惑うことも少なくなった。それに、ある日を境に吹っ切れたこともあり、女の身体を着飾ることにも抵抗が薄れていた。
クラスメイトをはじめとする女子とも打ち解け、化粧も覚えたし爪を飾るのを楽しんだ。元から、細々とした作業は好きでどちらかといえば着飾るのも好きだったキッドは女としてのお洒落も上手に楽しみ馴染んでいた。
ローはこの2年間キッドを傍で見てきたが、今では膝が見えるくらいの丈だったスカートもいつの間にかそれよりも少しだけ短くなっていて、元から勝気で切れ長の大きな目は睫毛が綺麗に上を向き、目尻のラインを跳ね上げてまるで猫のようだ。綺麗に整った縦長の楕円をした爪は、桜色のグラデーションに石が所々に散りばめられていた。
すっかり今の自分を楽しんでいるキッドは普通の女の子だ。

「可愛いな」
「ッ、え、は!?」
「全部似合ってる」
「どうした、いきなり!?」
「いきなりなんかじゃねーよ…ずっと思ってた。楽しそうにお洒落してんなぁって」
「ずっと、て…え、や…まぁ楽しいけど…。なに…マジでどうした…?」

キッドは行き成り面と向かって褒められたことに赤面しながらあたふたと落ち着きを無くす。握り合った手に汗が滲むがどちらとも放そうとはしない。
居たたまれないと思いながらもキッドはまだローが何か含んでいるような気がして恐る恐るといった様子で問いかけた。
ローはそんなキッドを愛しげに見つめ表情を和らげながら、赤い頬に口付けた。

「抱いてもいい…?」
「な…バカ、今さら…わざわざ聞くな…」
「女として抱いてもいいか?」

零れ落ちそうな程、瞠目する瞳が揺れ次第に潤んでいった。

「…、…いまさら……聞くな、バカ」

カリ、と絡む指先を長めの爪が引っ掻く。ローはキッドの悪態と、まるで咎めているようなささやかな攻撃を甘んじて受けながら、水の零れそうな目尻に唇を寄せる。
つぅ、と温かなそれがついに零れて、ローの唇を濡らした。




ベッドに仰向けに寝転んだキッドは緊張で目を泳がせていた。本来受け入れるための女性器ではなく、アナルを使ったセックスしかしたことのないキッドは勿論未だ処女だった。
裸体を晒すのことに慣れたとはいえ、キッドにとっては本当の意味で初めての体験を迎えようとしている。
今からローが触れようとしている場所は、キッドも容易に触れたことのない自分の身体の未知の部分だ。

「緊張してるか?」
「…、ん…」
「おれもだ」

キッドに覆いかぶさったローは髪を梳くように頭を撫でながら、短いキスを何度も繰り返した。淡く色のついた唇を啄み軽く吸う。初めは緊張でぎこちなくしていたが、段々と雰囲気に溺れキッドはローの背に手を回し縋り付く。
触れていた唇が離れ、ほう、と吐息が零れた。キッドの頬に首筋に熱い唇や舌が触れ、薄く伸びた唾液がスゥと外気に冷やされるのを心地よく感じる。
緩く括れた脇腹を撫でる手が胸元や腹部を行き来し、やんわりと胸の膨らみを揉んだ。

「ふ…」

ローが胸の頂を口に含み舌先で転がし吸い上げる。じれったいほどゆっくり、ローは性急にならないようにと注意しながらキッドの身体を快感に慣れさせた。
まどろみの中にいる様な心地のいい愛撫を受けながら、キッドはローの手に促されるまま膝を曲げ、足を緩く開いた。下腹や恥丘を撫でていた手が、そろりとその秘裂を撫でる。

「っ……」
「キッド…」
「ん…」

恥ずかしさと、不安から反射的に緩く開いていた足が閉じる。ローの手も挟まれ動かせなくなるが、「大丈夫だ」と宥めもう片方の手で膝をそっと押しのけて再度足を開かせた。
かせた足の間に身体を割り込ませ、ローは今まで頑なに触れないようにしていたそこに指を這わす。陰核のその下にぬかるみを感じ塗り広げるように指を動かすが、やはり緊張か、初めてだからか思うように濡れてはいなくて乾きが早い。
ローは自分の指を口に含むと唾液をたっぷりのせ、もう一度秘部に触れた。
ぴたりと閉じている慎ましやかな秘部に、唾液の滑りで中指を埋めていく。

「あ…ぃッ…!」
「と…、悪い、痛かったな」

第二関節あたりまでもう少しというところで、時折微かな痛みに眉を寄せて耐えていた身体が大きく強張った。滑りは十分そうだがやはり初めてでは仕方のない痛みなのだろう。

「そんなに痛いか?」
「っ…信じらんねェ…ケツより痛い…」
「…ユースタス屋…」

キッドは両手で顔を覆い、少し涙声で嘆いた。アナルは指程度なら十分濡らせば粘膜への痛さがない分異物感は強くとも我慢できたようだが、処女の膣は粘膜を触られると傷口を触られているような痛みがあり、キッドは未知の部分の痛みに恐怖心が強まった。

「我慢できそうにないか?」
「へ、いき…今のはちょっと予想以上で…」

そういって強がっているがキッドはすっかり身を固くしてしまっている。ローは止めてやった方がいいかと考えるが、キッドは平気だと健気に繰り返す。
ローは身体をかがめキッドの足の間に顔を埋めた。恥丘にキスし、舌先を伸ばして秘部を舐める。

「ッあ…!やめっ」

キッドは慌ててローの頭を押しのけようと手を伸ばすが、押しても髪を引っ張ってもびくともしない。ただ、ローも髪を引っ張られたりするのは痛かったらしく、仕返しとばかりに女芯に吸い付き舌で執拗に嬲った。指ではともかく、舌での愛撫は初めてだったのでキッドは羞恥とぞわぞわと駆け上がってくる快感の波に抵抗も覚束なくなった。

「あっ、あう…んん!とあふぁるが…っ」

軟体組織が秘部の浅い部分を出入りする。女芯を指で摩り、アナルには指が1本深くまで入り緩く抜き差しを繰り返していた。
唾液だけではない、蕩けはじめた本能から愛液が零れ落ちてしとどに濡れてきた秘部は時折ひくひくと舌先を締め付ける。慣れたアナルを触ることで十分な快感を得られているようで身体から上手く力を抜いていた。試しにと秘部に指を差し込むと、するすると入っていく。処女粘膜に触れると狭い道を開かれる痛みに多少苦しそうに顔をしかめるが、なんとかやり過ごしているようだ。

「んー…っ、はぁ…あ、…」

大なり小なり、痛みは伴う行為だがそれでも極力それを軽減させてやりたくなる。漸く2本目の指も入り、キッドも多少の痛みには慣れてきたようだった。指を抜き去るとツゥと糸を引いた。
ローは屈めていた身体を起こし、キッドを見下ろした。視線が絡み、キッドの手がローの肩に回る。

「キッド…やっぱり、痛いかもしれねェぞ」
「…脅すようなこと言うな…」

むっと顔をしかめるキッドだが、ふと表情を緩める肩に回した腕に少し力を込める。ローはキッドの額にキスを落とすと、避妊具を着けた自身を秘部に擦り付けた。猛ったそれに愛液を馴染ませ、狭い秘所へ押し込んでいく。

「は、あっ!くぅ…っ、うぅ…」
「キッド、悪い…」
「や!イッ…ぁああ!」

ローは亀頭が入り切ると、キッドを抱き竦め一気に深くまで押し入った。痛みに逃げようとする身体は苦しいほど抱きしめられ、キッドは無意識にローにしがみ付きガリガリと背中を引っ掻く。
大きな痛みは一瞬で、あとはジンジンと疼くような痛みが下肢に広がった。膣壁いっぱいっぱいに銜え込んだロー自身の脈なのか、膣全体が脈打つような痛みに侵されているのか今のキッドには違いがわからなかった。
ぼろ、と、瞳に留まる暇もなかった涙が落ちる。

「…痛かったな…悪い。もうしばらくこのまま…」
「や…うん……なんか…」
「うん?」
「……うれしい…」

キッドはそろりと自分の下腹を撫でた。掌の下の熱く疼く場所。少し腹をへこませてみればローをより感じる様な気がした。
嬉しいと、つぶやくように言ったキッドの手にローは自分の手を重ねる。

「キッド」
「…?」
「全部女になれなんて、言わねェからな」
「……」
「いつか、元に戻っても…気にするな。おれが好きなのはお前だ」
「……ん」

キッドは今までに見せたことのない破顔した表情をして頷いた。屈託のない笑顔は愛しさを増すばかりでローは何度も好きだと繰り返し、鼻先をすり合わせキスをした。

蕩けて混ざり合ってしまいそうだとキッドは優しい揺す振りの中思った。胎内の行き止まりをロー自身で突かれる度、甘く胸を締め付ける様な快感が押し寄せてくる。中を探る様に出入りするロー自身が、腹側の浅くも深くもない場所を突き上げれば声を上げてしまうほどの衝動が走った。
「ひゃぁっ!あっあっ…そこ、やぁっ…」

背が反りえり口では止めてほしいと嫌がるのに身体は下肢をローに押し付けもっととねだる。いつの間にか傷口に触れられるようなぴりぴりした痛みはなくなっていて、キッドは濡れた音に耳を塞ぎたくなりながら涙に濡れた声で喘ぐ。

「ふぅっ…ッ、や、やっ…ダメッ…ローっ、あぁあっ」

目を開けてられないほどの快感にキッドは怖がりローの肩を押し返そうとする。暴れるその手を握りられ、今にも目の前が白んでどこかに飛んでいきそうになる意識の中に、ローの声が届いた。

「逃げるなッ…大丈夫だ、イケばいい…ッ」
「あっあっ!ローッ、うぅっ…んやぁっ、イ、…んんぅーーっ」
「ッ、ん…はぁ…!」

絶頂に達しビクビクと断続的な震えの後、キッドの身体は弛緩し力の入らない腕がぱたりとシーツに落ちた。かくかくと震えたままの太腿と、ドキドキと高鳴ったままの心臓が苦しくキッドは慌ただしい呼吸を繰り返す。
ローも強い締め付けに促されるように避妊へ精を放っていた。

「はぁ…はーっ、はーっ、ッく…」
「キッド…」
「んん…、ふ…」

息の整わないキッドの唇を自身の唇で塞ぎ、ローはそっと胎内から自身を引き抜く。純潔を破った証が薄らと交じった愛液がとろりと零れシーツに染みを作った。

「…は……。」
「無理させたな…平気か?」
「…へいきだ、…けど…」
「キッド…?」
「まだ、このまま……」

余韻に浸り、甘えるようにキッドの腕が伸びる。ローは意図を察してキッドを抱きしめると、ぴたりと肌が合わさりまだ煩く早鐘を打っている心臓の音が互いに伝わりそうだった。
特別に湧き上がってくる思いと、心地の良い倦怠感がまどろみを呼ぶ。

それは幸福の中にでもいるような充実感だった。





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これにて女体化連載終了です。また、あれば短編などで!


おまけのAFTER STORY


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