その男、秘書 と、もう一人

鰐の会社って勿論アラバスタ編のこともあって、それを基に考えてるんだけどさ。
なんで「アラバスタ編」なんて言葉を使うか…それはね、つい先日までバロックワークスって名称忘れてたわけで。

でも別に中坊キッドで鰐の会社名も題してないので不便なかったって言うかまだそこまで語ってなかったって言うか。
勿論、バロックワークスの部下たちが勤めてるんだってのは語らずともって感じで。
鰐が社長で一応ドフラが副社長みたいな感じなので、鰐、ドフラの(元)部下がいるっていうのは多分語らずともそう言う風に読み手もきっと思ってくれてるだろうし。

で、ダズって一人身か?とか、BWの部下ってそう言えばコードネームだよな…とかいろいろ思って。
扉絵総集編である緑本を読み返し、いろいろ懐かしみ、思い出しつつ、ミス・ダブルフィンガー。私当時このお姉さん好きでした。密かにダズとダブルフィンガーを推していたりして。

と、いうことで中坊キッドくんのダズはポーラを嫁さんに貰っておけばいいんじゃないかと(趣味をここぞとばかりに)社長本意すぎて嫁を顧みない夫かも知れないけど、それでもちゃんと家庭持ってりゃいいよ。
そうだね。キッドくんが鰐に貰われてから数年後に結婚すればいい。鰐も息子出来てさ…「ダズ、てめぇはどうすんだ」ってそう言うの気にかけるようになってさ。あの社長がだ。ダズは驚くけどまぁ、それは流れに任せるしか…と、女っ気もなく社長に尽くして働くダズ。

ミス・ダブルフィンガーとしては会社での通り名的な。
まぁいろいろあって。小さくてもいいから店を持てたらいいわね、なんて語ってたダブルフィンガーに、その夢をおれが叶えてやるのはダメか?的なことを言って。
きょとんとするダブルフィンガー。言葉の少ないダズのそれをよく噛み含め「ああ、そう言うことなのかしら?」なんて。

「お店やってもお金にならないかもよ」
「かまわない。好きなように」
「それでも理想の店を作りたい」
「気の済むように作ってみればいい。出来る限りのことをする」

婚約しても、結婚してもダズが社長、会社を一番に考えるのは変わらないだろうけど、ダブルフィンガー…会社を辞めてダズの妻になり小さな喫茶を開いたポーラ。
夫婦愛は傍目に見えないけど、多分きっとお互い良い距離間で幸せになりそう。
仕事の合間、昼時間とかに喫茶の隅っこでポーラの手製ご飯を頂いてるダズの背中がなんか可愛い。
なにも言わずとも新聞とか、コーヒーとかを用意してくれるポーラ。垣間見える夫婦のそれ。
何だかんだでダズがすっごい気にかけてくれるんだろうな…結婚記念とか絶対覚えてて、仕事を特別休んだり、早く切り上げたりってことはしないけど、ポーラ自身にプレゼントをするのではなくて、喫茶店を飾るあれこれを新調したり、リフォームしたり、ポーラの大事にしてる店を一緒に大事にしてくれるダズ。
社長息子を暫し面倒見ることになって困ったダズがポーラの喫茶訪れて時間を潰すとか。ポーラとダズの間に子ができるかはわからないけど、子供の相手がわからないダズとそんなダズを見て明るく笑うポーラの特製パンケーキを、そんな2人に見守られながら頬張るキッドくん。
ダズっていくつなんだろ…社長46だから…39?36〜39の間が良いな。ポーラは31前後がいい。
こんなダズのちょっとしたお話。




あと、忘れちゃいけねェあのオカマ!「じょ〜だんじゃなーいわよぉーう!あちしよぅあーちーしー!」我らがベンサム様。
こんなのいたらキッドがめちゃくちゃ興味持っちまうよな。

「あーらローちゃんお元気ぃー?」
「…ベンサム」
「やあよ!あちしのことボンちゃんって呼んでちょ〜だ〜〜〜いッ!」

ボンちゃんをもうほとんど忘れてしまってるので書き難いけど、キッド抱っこして
「あーーーーひま!回ってようかしら回ってることにするわあちし!」とかやってくれ。

社長が激おこするから。それまで2人で回ってて。キッド目ェ回してあわわわ〜ってなるまで回れ。
キッドと最初にあった時には、キッドも人見知りを卒業したころで
「あなたカーワィーわねー好みよ。食っちゃいたい」
「え!?(たべられる!)」って真に受けてカチンコチンに固まるキッドくんとか。

「ガッハッハッハ!ジョ〜〜ダンよ〜〜〜う!」

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