甘え甘えられも逆転する

キッドが高校生くらいになると、ローもいろいろ自分でも動かす事業とか出て来てなんもかんもそつなくこなしていたものにボロが出始めるだろうと思います。
スーツ…クリーニングとか筆頭に。出したら出しっぱなしで受け取り忘れがありそうです。キッドも高校生で、鰐の会社でかつてのローのようにバイトとかしてる傍ら、ローがカンヅメってるのをやれやれと思いながらワイシャツやらどっちゃりため込んだのをクリーニングに出して、出したものを引き取ってとしてやってそうです。

「ロー!クリーニングとかはおれがやるからいいけどそのヒゲ!!なんとかしろよっ」
「ん?……ワイルドだろ?」
「うぜぇ。いいから剃ってこいよ…ヴェルゴに聞いたけど夕方から一緒に行くとこあんだろ?」
「いま何時だ?」
「2時半」
「…シャワールーム行ってくる」
「ここら辺ってロビンに渡すやつ?」
「ああ、こっちがニコ屋に…これは…でこっちが…な」
「わかった。これ、替えのスーツ持ってきたから。ネクタイも換えてけよ」
「悪いな」
「年々だらしなくなる…」
「恋人がしっかりしてきたから甘えが出るんだろう」
「…〜。早く、風呂っ」
「フフ。はいはい」

とかね。以前の日記の時に他のキャラも絡めて【ロー(三十路越え)がキッド(ガラスの十代)におっさん呼ばわりされて「だっておっさんだもーん」って開きなおってるのがなんか可愛らしい。
カッコつけてばっかだったローが年を重ねるにつれて謎の可愛さを出してくるのをキッドが敏感にキャッチしてちくしょう、かわいい!おっさんが語尾にもん、とかってきもいのに可愛い!!ってジタバタ】※前日記から引用
とか書いたんですけど中坊キッドシリーズの高校生キッドとおっさんローはこんな感じになればいいなと思います。
昔は子供の可愛さにローが振り回されてたんですけどね。
キッドが大人になると、おっさんローの達観した妙な可愛さに今度は振りまわされるキッドくん。
ローがキッドに甘えるってのは完全に恋人、それ以上に思って信頼してるってことだろう。

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