君はいつか大人になるんだ

中坊キッドくんは、牛乳と果物をいっぱい飲んで食べているイメージがあります。
ヨーグルトとかも大好きだろうな。だから、中学3年くらいからメキメキバキバキ成長して最終的にローより3cmくらいは大きくなる予想です。
小さい頃は鰐がみかんむいて食べさせてたんだろうな…社長の掌から柑橘系の香りが。
鰐、これー!つってリンゴ持ってきても、リンゴくらいそのまま食えって丸かじりさせればいい。でも小さいキッドは食べきれないので残りは鰐かドフラが食べる。
でもキッドも一度はリンゴ1個食べきりたい!と思う様になってチャレンジするけどいっつも食べきれない。悔しい…。そんなキッドくん。
ヴェルゴあたりが「君が食べきれる大きさのリンゴだ」って姫リンゴを調達してくれたらいいよ。満足だね、キッドくん。


こうなってくると、成長期が楽しみです。中学生の頃、幼馴染とかも苦しんでいましたが足が攣ったり、成長痛に悩まされたりと大変そうでした。
と、思い今検索をかけた所。幼少期にも成長痛があるらしいですね。これはしらなかった。2〜6歳頃…幼少キッドくんも体験していそうですね。
日中はどうもなくとも、夜中寝ている時に足などが痛くて泣いて起きてしまうほどのこともあるんだとか。
痛みは長く続かず、さすってやったり、だっこしたりすると治り、また寝てしまう…そんな症状らしいです。
鰐の隣りに寝てて、ぐずぐず言いながら起きたと思えばえんえん泣き出して鰐にしがみ付くんだ。なんだどうしたって聞いても足痛いとかしか言わないので足をひたすら擦って、抱いては体を揺らしてあやす鰐。そうしているとまたすやすや寝始めるキッドくん。
勿論、心配になって病院に連れて行くけど成長期のことだから平気だと言われて胸をなでおろす。中学高校の成長痛は覚えてても、幼少期のことなんて覚えてないですよね。
鰐も、このころもあるんだな…と改めて学ぶんだろうな。
そうとわかれば、夜中起きて泣いても大丈夫です。成長してるってことだから平気だ、頑張れと言ってあやし続ける鰐。さすってやればそれだけで気分も落ち着くようなのでやんわりと揉んで擦りながらキッドくんの辛さを分かち合います。鰐も寝不足を抱えるけど、子供が痛がって泣いてるんだから仕方ないです。


これが中学生とかになると、ローさん家にお泊りした夜に体がミシミシ痛んで辛いキッドくん。おれもその頃はそうだったよ…つってローが優しい手つきでさすってくれるさ。
キッドもローの肩腰をマッサージするかもしれないけど、ローもキッドの足とかマッサージしてあげそうですね。
学校の持久走の練習なんかで足のだるいキッドくん。運動は苦手じゃないけどやっぱ運動部ではないし辛くもなります。
傍から見たらちょっとえろっちく見えるかもわかりませんが、ストレッチとかローが手伝ってあげるのもいいんじゃないでしょうか?
短パン(ショート丈)のキッドくんのおみ足。胸元にひきつけるように曲げたり、片膝まげて腰だけ捻るとか、股関節開いたりとか……。
キッドは足、本当にきれいだろうな。


あ…先日のキッドくん語りだけど。
中学校とかの修学旅行だと、チンチンの皮がどうとか、毛がどうとかで悩みそうなものですが。
キッドくんの場合。毛が生えてくるのが悩みなのかもしれないですね。
ローにはパイパンしか晒したことがなかったのに、成長するにつれて毛が…。無知だったけど、いろんなことを知って覚えてキッドくん。
どんどん成長する自分の身体に嫌気がさしてきます。ローと付き合った当初は中性的ではないけど子供故に無駄毛がなく、小さく、まだ男臭さがないので可愛い男の子です。
でもどんどん男になっていくキッド。キッドは頭髪があの色なので、無駄毛がそんなに目立ちそうにないです。
ローに生えてきたのを見られて、「生えてきたな」なんて言われた日には無言で泣いてしまいそうな気もします。ぎょっとするロー。「なんだ、どうした?」キッドの泣く理由が全く分からなくて焦りまくります。表には出さないけど。

「ひっ‥う…」
「キッド?」
「おれ…やだぁ…」
こんなことで泣きたくはないけど、もし大人になって大人になった自分をローが好いてくれなかったらと思うとこのままいっそ消えてなくなりたいくらいです。
あんなに大人になりたかったのに、いざなろうとすると怖い。彼女にするならかわいい子がいいし。女の人に無駄毛があったらやっぱりいい気はしないし…とキッドも選ぶならかわいい子を選びたいって言う気持ちは持っているのです。それが一般的な男心…が、今の自分が女の子みたいに可愛いつもりはないけど、これから先…ローに嫌われるようなことになったら。
キッドくんは見慣れているし、最初からローは大人だったのでローのすね毛や腋毛、なんかをみてもどうも思いません。むしろ憧れる男の身体です。見て魅了されることだってあります。
だけど、もし自分があんな体になって、この身体をローが抱きたいかと考えた時に…激しく疑問が。
そんなこと、考えなくてもいいんですけどね。気になるなら、学校卒業して人前で脱ぐ心配もなくなったころに処理してしまえばいい。
それに、ローももとからゲイではなくとも恋人には盲目的です。むしろどこそこの毛の1本までも愛します。
キッドの悩みを知ったローは笑いながらよしよしと新たに毛の生えそろおうとしているところを撫でつつ。
「大人になるってことだろ?喜んでいいんだ…気にすることじゃない。それにお前が大人になればお前の親父達も子離れするさ…そしたら一緒に暮らそう。おれがお前を嫌いになることなんてねェよ…キッド。」
毛が生えそろって、声が変わりきるまでがこのシリーズの最後で最高の修羅場になるかと思います。そこを乗り越えると後はほとんど何もありません。大体そこでキッドくんの身体は出来上がってしまいますし。
というか、物語の最後はそこです。成長しきった高校生キッドくん。でも何も変わらない…むしろ、ローから小さい子扱いされなくなっただけ。あとエッチがスポーツ並みにガツガツしたものに。
三十路超えた男盛りローと、高校生のヤりたい盛りキッド。
今までのは、クールぶりたい二十代のローと大人になりたいキッドくんのちょっと猫をかぶったような恋愛でした。
きっと、三十路ローさんは高校キッドからちょっとは落ち着け!と怒られる日々になるんだろうと思います。高校生の方が大人になる時期…これも面白そうではありますね。


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