バナナ食べたい?


中坊キッドくん




「ロー」
「どうした?」
「今日バナナの日だって」
「ふうん?バナナ食べたいのか?」
「え…う、うん…」
「そうか、じゃあ…あとでな」
「……どっちの…?」ローの顔伺いつつ
「ん?バナナはバナナだろ?」涼しいながら含みのある笑み
「うー…」
「フフ…」

中学生ですからね。もうバナナとかフランクフルトとかそういうモノがどういうモノを指すのかを知っています。
ローを困らせてみたくって、バナナの日だと告げたものの、やはりローは一筋縄ではいきません。
「おれのバナナ食べるか?」や「じゃあ某ブランドバナナでも買って食べようか」みたいなわかりやすい返し方をしてくれれば、「ローの変態」とか「ローって意外と普通」とか言い返せたのに。おかげで自分が恥ずかしい思いをすることになってしまいました。
このローさんのことですから、結局どっちのバナナも食べますし食べさせるだろうけどね。
えっち終わった後にデザートだっつってバナナもってきたり、バナナ食べた後でおかわりあるぞ、とか言ってえっちしたり。
キッドに本物のバナナをつかったプレイをしないところがローさんたるところです
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