キミハココニイタ
ローとロー
スカ表現有り、カニバ
ユースタス屋…
ユースタス屋がいない
どこを探しても
いない…ユースタス屋が
「フフ、なんだァおれ…壊れっちまうほど可愛げのある奴だったか?」
ユースタス屋が、居ないんだ
ドコニモ居ナイ
「居ないのは当たり前だろう?」
ナゼ
「なァおれ…頬に血の手形が付いてるぜ」
ナゼ
「唇もユースタス屋のみたく真っ赤に濡れてる」
ナゼ
「お前の手も、真っ赤だ」
…
「ユースタス屋は、おれ"達"が喰った」
…嘘ダ
「手首に噛み付いて」
違ウ
「血を啜ったなァ?」
チガウ
「温かくて、甘くて」
嘘ダ
「ユースタス屋が驚いて見開いてる目を舐めて、舐めて、飲み込んだ」
ああ、そうだ
片目は残してやって、泣いて頼むユースタス屋に見せつけながら右の手の人差し指から食った。ユースタス屋が興味深そうに見てくるから、口移しで血を飲ませて俺が咀嚼した肉を食わせて、美味いって笑うユースタス屋が可愛いから、おれは優しく抱いてやったんだ。
なのにユースタス屋がもっともっとって言うから…
そしたらユースタス屋の尻がイカれて、ゆるゆるでガバガバで、でも可愛くて
ユースタス屋の全てを愛してやりたくて
ユースタス屋が満足出来るように手ェ突込んで、尻ん中掻き回してやったら今まで聞いた事ねぇような嬉しそうな声出して小便漏らしてた。
そうしたら腸を揺らしたせいか腹が鳴りだして
グチャグチャの糞が突込んだ腕と緩い壁の隙間からドロドロと滑り落ちてくる
ああ、本当に可愛いなユースタス屋は。
ビクビク震えて、チンポ勃起させて
嬉しそうに喉をぐるぐる鳴らしてる
ユースタス屋ァ…どこ見てる?上見たってなんもねぇだろ。おれを見ろよ
ふふ、ユースタス屋…
「ユースタス屋は、居るよ」
…はは
なにを言ってる、おれ
ユースタス屋は
おれが喰っちまったから
居ねぇんだよ
「居るさ」
「っ…は、…フフ、あぁ…居たよ、おれ。…ユースタス屋はここに…おれの…」
開いた腹から腸や胃が滑り出て来て、生暖かなそれをたどると未消化のユースタスの破片が出てきた。
おれの腹の中は、ユースタス屋のように赤くて
真っ黒じゃなくて本当によかったなんて笑っちまった。
こんな時でもおれは勃起して、奥歯がガチガチと鳴り響く
冷たく感じる手足やふわふわする脳、
視界が白んで、自分から流れ出てもうすっかり冷えた血の海へダイブした
「ユースタス、屋」