暴力的な照れ屋と初キス


*学パロ


晴れてお付き合いに至った俺たち。だが日増しにユースタス屋の口数が減って来て、怒らせた覚えないし、ユースタス屋自身も機嫌が悪いと言う訳ではなさそうで。
ただ、目を合わせるとユースタス屋の目ん玉が居心地悪そうに泳ぐ


「どーしてだと思う」
「答えが分かってる癖になんで聞く?」
「答え合わせがしてぇのさ」

クラスに戻って後ろの席に座るペンギンに相談を持ち掛けた。
ペンギンが言った様に答えは出てるには出てるのだが相手が相手だけに、なぁ…

「もしユースタス屋が全力で拒否った場合、俺は身も心も殺されっちまうと思うんだ」
「まぁ…ユースタスに本気で突き飛ばされて無事である方が奇跡だな」
「因みに合同体育の柔道で投げられた時には2時間気を失った挙げ句に微妙に記憶も飛んだ」
「あぁ、あったなそう言うこと…。まぁ、腹括ってユースタスが不安がる前にしてやれ」
「もし明日、俺が学校休んだら新世界病院にいると思ってくれ」


暴力的な照れ屋と初キス

唇が触れ合う。
一瞬だけ胸を押した力は愛しいほど弱々しかった。

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