ローキドキド♀


2013/05/17 より


キッドも、女体キッドも好きで、キッドと女体キッドの絡みのキドキドも妄想するのが好きで、もうどうしたらいいんだ!?って思ったら、じゃあある日、キッドが起きたら自分の女体バージョンが…とかはどうだ?と一人脳内会議結果。


お約束通り、怪しげなわけ分からん語の綴られた本を拾うロキド。そしてなんでか所どころ解読できる。
「なになに、ふんふん…」
「願い事一つだけ、だってさ。」
「ユースタス屋が女の子になってさー。」
「男じゃ不満かよ。」
「いや、やっぱ…じゃあユースタス屋の女の子バージョンいたらおれハーレムじゃねぇか?やべ、これ超よくね?」
「バーカ、良いわけあるかよ。」

なんてことのあった翌日です。

「おおふ…なにこれマジおれもっかい寝るわ」
「よし、永遠に寝ていられるようにおれが手伝ってやるからな。おい手分けして家中の窓の隙間にガムテ張ってガスの元栓開けてこようぜ」
「ああ、じゃあこっちから…」
「待て待て、フフ…冗談だよユースタス屋くんとユースタス屋さん」
キッドちゃんは中身は元のキッドのまんまコピーなので分裂(?)する前までの記憶は共有されています。ただ躰が女の子なだけ。
「うわ…なんか、複雑」
自分の女体verをみて、普通に可愛いのに自分であるからなんかナルシストかよ、みたいなかんじで、あーでも可愛い、あーでも…。
ロ「しかしややこしいな…」
♂「くん、さんで呼び分けられてンだろ?」
ロ「他人行儀みたいだしなにより長いだろ。ただでさえおれの個性と言う屋号呼びもあるのに。そっちはキッドちゃんとでも呼ぼうか?」
♂「俺とお前は他人だ」
♀「おれを名前で呼ぶなら元の俺も名前で呼べよ。ちゃん&tけで分けられるだろ?」
ロ「早速個性を潰されたどうしよう。まあいいや…キッドとキッドちゃん……あ、ユースタス屋の名前呼びなれないちょっと気恥ずかしい気もするな。それから他人とかいうな…おれ達は恋人だろ」
♂「…恋人…」
♀「それはおれも含まれてんの?」
ロ「当たり前だろ?お前らはユースタス屋なんだから」
♂♀「…ドヤァ、って顔すんな気持ち悪ィ」
ロ「揃って酷いな」

収拾のつかないギャグ路線だよどうしよう?
エッチは3Pになるなぁ…。ローが2人の気に食わないことをして、罰として椅子にローを括り付けた目の前でキドキドして煽るだけ煽ってキドキドちゃんはでも性欲的に満足して心地よい疲労感からおやすみ。
放置プレイの限りを尽くされたローさんのすすり泣く声で1時間後くらいに起こされるキドキド…
♂「おま、泣くなよいい年して」
ロ「すんすん……おれの息子も泣いてる…すんすん…」
♀「おれ、こいつの何が良かったんだろうな?」
♂「そうだな…お前にも聞きてェよ、あいつのどこが良かったんだ?」
ロ「揃って酷い!!」

キドキドちゃんだとキッドは受け傾向、キッドちゃん攻め傾向。

ロキド(♀)よりもキドキド♀の仲が深まればよろしい。同じキッドなのでローは妬きません。どっちもおれのだから。
キドキド♀はお互いにロー譲っちゃう傾向だけど、なんつーかローのことは知ってるけど自分のこと知らない自分知りたい、みたいな欲求が出てくるんだと。
なんか、あれだね。たまにキドキドちゃんの中身が入れ替わればいいよね。記憶は共有できないけど身体は共有できて男のキッドも女の身体を知って、自分の男の身体、女の身体どっちのいいところを知ってるので自分らが絡んだ方が気持ちいんだと思う。自分とって背徳感も相まってさ。
ローは目にも美味しいよね。キドキドすることに本人らも最初は抵抗あったけど、ローが「ユースタス屋たちのそれはオナニーと一緒だろ?」なんて簡単に言って自分同士の絡みを正当化させるから抵抗もいつしかなくなってな。


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