仰げば尊し


*学パロオムニバス
ナンバリング以外、設定は別もの。



放課後のカラオケ店での一コマ 1

ロ「バンドやろうぜ」
キッド「シンバルとボーカルはおれだ」
キラー「…大太鼓しか経験ないぞ」
キャス「カスタネットなら」
ペンギン「リコーダーで」
ロ「トライアングルはおれだ」

全員「…………」

ロ「チンドン屋やろうぜ」

てんでダメ



放課後のカラオケ店での一コマ 2

ロ「アカペラやろうぜ…!!」
他「「(昨夜のハモ○プ観たんだな)」」
ロ「俺がリードボーカル的な?」
キャス「じゃあ俺コーラス的な?」
ペン「…バス、的な?」
キラ「効果音的な」
キッド「シャウトは任せろ」

ロ「ロマンス系でな」
キャス「ポップでしょ」
ペン「ゴスペルな」
キラ「アニメ」
キッド「ハードロックだろ」

「「「………」」」
(コォオオオ………)

ロ「……音楽性の不一致で乱闘解散。つーかキラー屋は目指してるところが俺らとは多分違う」





そもそもクラムボンってなにさ
・ロ+キド

「クラムボンが笑ったんだってよ」
「へぇ…そりゃあ、愉快な事があったんだろうよ」
「クラムボン、死んじまったらしい」
「ふふ…ツマらねぇ世の中に厭きたんだろうぜ」


「そう言や…兄弟が泡のでかさを競うところがあったろ?」
「ああ…あったな」
「泡、って言葉を抜かすと結構エロいと思わねぇか?」
「……そうか?」

『やっぱりボクの---は大きいね』
『兄さんわざと大きくしてるんだ。ボクだってわざとだったら…』
『おや、それきりだろ?見ておいで。そら、ね、大きいだろ?』

「まるで…」
「いい、言うな。汚すんじゃねぇよ名作を」





ゲームの中から抜け出せないの
・シャチとキド

「タイマンは冗談だとして…興味があるからな。顔合わせてェ」
「お友達フラグじゃん。好感度上げてこうぜ。話題袋の中は?」
「メリケンサック」
「ツンデレには多少の強引さが必要なのはわかるけどさ」
「スタンガン?」
「妹フラグ〜。お兄ちゃんおはよう!」
「一歩引いて平手」
「定石!大人しめ女子」
「……バタフライナイフ」
「おめでとう!ツンデレちゃんは君のものだ」





共同生活にありがちな
寮生活。(キラペンキラ ロ+キド)
キッドとキラーが同室。ローとペンギンが同室。

キッドが自分の部屋に帰ってドア開けたらなんとキラーとペンギンがちゅーしてました。

キド「!?」
ぺン「わっ!?」
キラ「っ!キ、…っ」
キド「あ!わ、悪ィ!」
開けたばかりのドアをバッターン!と勢いよく閉めるキッド。
キド「何してんだよあいつら〜ッ」
キッドが真赤になって廊下で佇んでいるとローが通りがかりました。
ロー「…ユースタス屋、いくらなんでもそれ以上チューリップを目指すのはどうかと思

うぜ?」
キド「トラッ…、チューリップちげぇ!目指してねェよ!つーか今…ああもうっ!!」
ロー「…?どうでもいいがそれ以上バカになるなよ?」


なんてドタバタラブコメを…書けませんでした。







で出歯亀がさらう恋路
名もなき女子登場。

「ユースタスくん…、っ…あの!スキ、です…私と付き合って、もらえませんか…っ…」
「…あー、悪い。誰だか知らねぇし興味ねェや…つーか俺は好きじゃねぇし無理」
「フフ…ユースタス屋ぁ。もう少し断り方ってもんがあるだろう?」
「トラファルガーくん!?」
「トラファルガー…テメェ空気読めよ。普通出て来ねぇだろ、こう言う時は」
「アァ?空気を読んだからわざわざ声かけに来てやったんだろうが。好きだぜ?俺と付き合って、ユースタス屋」
「……!!?」
「ハァ…!?」
「ふふ…顔真赤にして、ユースタス屋、かわいい」「な!?うぜぇ!テメェうぜぇ!!」
「ハハハ…!なぁ…返事は?」
「……、お…、俺…俺でいいなら……ッ」


(あ、つーことであんた悪いが、)
(あ!全然っ全然お構い無く!お2人ともおめでとうございます!)
(フラれたのにすげぇ嬉しそうだな…)
(私なんかよりユースタスくんにはトラファルガーくんがふさわしいですっ)
(フフ…だってよ、ユースタス屋。今日は初々しくお手々繋いで帰ろうぜ)
(…テメェが俺ん家まで送れよなっ)
(勿論。初日から送り狼にゃならねぇから安心しな)
ピロリ〜ン♪(写メ)
(ん?)
(あ?)
(ごちそうたまでふ!)
((鼻血拭こうぜ))





デュエルスタンバイ

今宵死闘を繰りひろげる

パン!

「…チッ、逃がしたか」
「何やってんだ…さっさと殺れよ!」
「うるせェ、テメェこそさっきから無駄打ちばっかりじゃねーか」
「クソ…!、そこだッ!!」

パァン…!

「やったな…」
「うわ、血ィついた」
「汚ぇ……、ッ!?」
「…どうした?」
「……フフ、どうやら安心するのはまだ早いようだぜ、ユースタス屋」
「…ッまだ居やがるのか」
「あぁ…」

「「蚊のヤロウ……!」」






彼の空模様
ホーキンス×キッド

「なぁ、明日雨降るか?」
「降らないな。死相も出てない…が、明日お前は髪を立てない方がいい」
「? 雨降らねぇんだろ」
「理由は定かではないがそう(占いに)出た」
「ふーん…なぁ、俺が今日フェラしてやったら明日雨になったりしねぇか?」
「…くもりだな」
「オナニー見せたら?」
「竜巻警報くらいはあるかもしれない」

翌日
「クソやろう、ピーカンじゃねぇか!」
「残念だったな。占いも外れる…それもまた運命」
「テメェただ俺のオナニー見たかっただけだろ!?」
「(…これもまたひとつの嵐…だとは言うまい)」

「くもりだな」ってホーキンスが言ったあたりから、空模様でなくキッドさん模様を占う(予測)するホーキンスでした。
ホーキンスはすごく適当な占いやってるといい。


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テーマ「人外ファンタジー」
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