ステップ 1


*次からがステップ1 の続き?




浴室に無理矢理連れ込んで全裸に剥いたユースタス屋を冷たいタイルに座らせた。
尻や太腿を潤滑液で濡らしたユースタス屋は不安そうな目で俺を見上げる。
そんな顔をしないでほしい…ただ俺はユースタス屋を、どんなユースタス屋でも愛してやりたいだけだ。
手にしたシャワーのパーツを分解する。シャワーヘッドを取ってノズルだけにし触って温いと感じる程のお湯を緩く出す。
「ユースタス屋。尻こっちに向けろ」
今からすることに予想が付いてるのか返事をするどころか首を縦にも横にも振らず戸惑いと怯えを見せるだけ。そんなユースタス屋の頭をくしゃりと撫でて向かい合わせになりユースタス屋を抱き寄せる。甘やかすように背を撫でてそのまま尻の狭間に指を滑らせて、ヌルつくそこをつつく。
窄まろうとするそこも、先程指で暴いたせいか柔らかく潤滑液の助けもありすんなりと指を咥えた。この分ならシャワーノズルくらい楽に入るだろう。
「…トラファルガー……」
俺にしがみつき止めてくれと言うがそうしてやる気は更々ない。それにユースタス屋の腹も冷たい潤滑液を結構な量を入れたから具合が悪い筈だ。
抱き合って居るとユースタス屋の腹がクルクルと動くのが伝わってくる。
「ッ…ー…」
放水しっ放しのノズルを尻に近付けるとひだを撫でる微温湯にビクリと身体を揺らす。
「ひ、ひっ…ぁ"、…あ、あ"」
柔らかいひだにノズルを押し付けると少しの抵抗の後に弾かれるように潜り込んだ。
更に3cm程ノズルを進ませて、暫く待つことにする。
「ぃ"…はっ、はっ…」
ゆっくり腹に満たる微温湯が腸を動かす。コポ、ぐるぐる、ぎゅー、と濡れた場所で空気が動く音。
「ぁ、う"…トラファルガーっ…も、…ハァッ…」
冷たい汗を流すユースタス屋が許しを乞うのを聞いてやる。本格的な腸内洗浄が目的じゃないから湯を入れるのはある程度で良い。
ノズルを抜きお湯を零そうとする穴に指を添えて塞ぐ。
「もう少しだけ我慢しろ」
「ッ…ん"…ぅ…」
「キスするか、ユースタス屋」
苦しそうに口を開いて呼吸する唇を舌でなぞり啄む。
ユースタス屋の口腔に溜まる唾液を吸い出してくちゅくちゅと自分の唾液と混ぜ2人で飲込む。腹の痛みで蒼白にしていた頬がほんのり赤く染まり瞳が蕩けそうだ。

「もう出していい…」
「ここ、で…かよ…?」
「ここでだ」


羞恥と少し計り体力の必要な動作にユースタス屋が啜り泣く頃、3、4回繰り返した腸洗浄の為に腹に入れた湯は限り無く透明に近く交ざるものもなくなった。
中を綺麗にした次は……




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多分続かない
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テーマ「人外ファンタジー」
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