トラファルガー家へGO
 



(2013/01/01より)

サイトが出来た年に年越し話を書いたっきりで…あれから3度目の年越しを考えました。
キッドをローの実家に連れて行ってやりたい。
ローの実家があるところは雪がそれなりに降るところでキッドは渋るけどでも行きたい(トラファルガー本家訪問2回目)…と出不精を引っ込めて訪れます。
サックサクした雪…あたり真っ白。寒い…とかじゃなくて冷たい痛い。でも前来た時(夏・秋)とは全然違う景色にちょっと感動。
ローん家に着くと干し柿とか大根とかつるしてあって「いいなー」と思うキッド(田舎大好き)
こんな寒い中庭でごそごそしてるロー父に挨拶して(きっとキッドの為に火鉢とかだしてあげる気でいる。他にももちろん保存食なんかも存分に出してあげる(保存食は昔のように本当に保存食としてではなくて昔から作ってるから、というなごりで。今は食べ物に困る地域ではなくなった)
ロー父に挨拶して、ロー父も二人にお帰り、って言って「池も氷ってるぞ」って教えてくれる。なにそれ見たい、と玄関に荷物放ってから上がる間もなく外をいろいろ見て回る。「金魚…これいいのか?」「表面に薄い氷が張っただけだから金魚は生きてるぞ」って寒いのに外でテンション高いキッドにかわいい…とか思うローがいたり。
で、漸く家の中に。ロー母笑顔の出迎えにキッドが甘えたはにかみで挨拶。キッドはローの父母大好きだよ。自分に親と言う親がいなかったのですごく嬉しいんだといい。
ロー父母も息子増えてうれしいって思い。
寒い地域の人は、家の中超ぬくぬくにして部屋では薄着と聞きました。キッドの家の中入ったらぬくぬくて超快適。おっきい炬燵も据えてあって超感激。荷物はローが直しに行ってキッドは早々と炬燵にみかん。お菓子にお茶。ロー母とのまったりトーク。
ローは父と共にごそごそ。キッドの喜びそうなものをせっせと用意です。
外との温度差とちょっとした旅疲れで眠気のついたキッドを好きに寝かせておいてくれるロー母。炬燵で寝るのよくないけど気持ちいもんねー、と放っておく。こういうのは下手に世話を焼かずに放置しておいてくれるトラファルガー家。
ローが来てもすよすよ寝てるキッド。なごむロー(父)。
キッドが謎の苦しさに目を開けると猫が自分に寄りかかって寝てたり。その横でローも寝てたり。
夕飯。(着いたのは昼時。でも茶菓子とかいろいろ昼食代わりにつまんでた/転寝するまでほんとうにいろいろ食べた)
刺身盛りからなにからなにまで。キッドが好きそうな田舎の味。遠慮して食べてたら料理が余って逆にものっそい迷惑なのでガンガン食べる。そして飲む。ロー父と飲む。
ローは最初のビール以降はお茶とか。ロー母もそんなもん。
キッドは客じゃない、遠くに出た息子と同じようなもんだと思ってるしキッドにもそう思えと言ってるので遠慮はない。
キッドだって気持ちよく酔っぱらう。さすがにベロンベロンにはならない。部屋も温いしほっぺ赤くなって受け答えがうんとかううんとかになってくるくらい。
21時半くらいに一回締めて、再び炬燵でぬくぬく、アイス食べて酔い冷まして。猫と遊んでにこにこ。ローとゆったり会話して(あちこち話が飛ぶのはご愛嬌)
雪降ってきたなーとか話しつつ、居間でTV観てたロー母がもうそろそろ年明けるけどお蕎麦は?って言って、食べたいけどいまいちお腹もすいてない…なら2人で分けて食べなさいって母が1人前をどんぶり2つに分けて蕎麦作ってくれる。田舎蕎麦(父母協力の手打ち)美味。
そば食べて、新年のあいさつをみんなでして父母はおやすみ。あんたたち好きにしなさいとロキドの時間。
気持ちのいいキッドさん。ロー家好きだし父母大好きだし、お腹いっぱいだし幸せ。えっちしてもいい。むしろちょっとしたいなー。くらいのキッドさん。
で、にゃんにゃんするけど1回で今日はやめておく。いい雰囲気のままおやすみ。
元旦。11時過ぎに起きてきたキッドさんローさん。雑煮を食べ食べ。火鉢でロー父が餅焼いてて、キッドも猫抱っこしながら向かいで火に当たり。焼いた餅は汁につけて雑煮。格別だな…と悦るキッド。
初詣行ってらっしゃい。ロー父母は朝早く近くの神社行ってきました。腹の中からぬくぬくになった躰を引っさげて今回はキッドも行く気満々で。(普段はまじどうでもいいって切り捨てる)
甘酒配ってて、お参りしておみくじの後にもらおうな、って参拝から。おみくじはローは吉、キッドは中吉。まぁこんなもんだよなーって結んで、甘酒貰って。
出店が2件。たこ焼き屋とたい焼き。たい焼きを頬張りつつ、その辺ぶらぶら。
ちょっとやってみたかった、の理由から雪玉をローに投げつけるキッドさん。やったな!と暫く雪合戦。
指先じんじんしてきたので、帰りましょう。人通りもないからお手て繋いで。家の前まで。
遊んできたねー、と父母に笑われて、縁側にコートとマフラーと手袋を干して、明日の午前中には帰らなきゃいけないなぁとキッドは淋しくなりつつ。
ローはキッドの横で炬燵にひっくりかえってて、そっと腹に猫を乗せてみたりして。
父母はなんとなく2人の関係を知りつつ。
そんな感じで。

新年が空けて、最初のイベントを忘れていました。
ロキドが朝ゆっくり起き出してきて新年の挨拶後に、少ないけどってローにもキッドにもお年玉。キッドは3回目のお年玉です。最初の年は餅とかと一緒に届いてローから渡されました。(小説の"今年もそろそろ〜…"を見てネ)次の年も荷物と共に。1回目はもらえない!とキッドもびっくりしてたけど2回目は申し訳ないな、と思いつつもらい、今回は手渡しされてもう断ることもなく素直にありがとうございますって受け取ります。
多分、使わずにずっととっておくはず。

 

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