Q:この2人、同棲しないの? A:今のところ予定はありません。 家と言うか部屋が隣りですし、ローがキッドのとこにしょっちゅうお泊まりして半同棲みたいな感じではありますが、完全な同棲は考えていません。 因みに、今考えている段階では少なくともローが大学を卒業するまでは同棲はしないと思います。 キッドが言うには「猶予期間」らしいです。 キッドは24歳、ローは20歳。キッドは早生まれなのでで学年では5つ離れてます。
ちょっと考え方としてはしんみりしますが、 ローはまだ勉強も、遊びも、やりたい事をやりつくす猶予があります。 キッドは働いていて、好きな事が出来き、まだ年齢的にも遊んでいられます、が。
ローは上手く行って4年制の大学を卒業すると23、4歳です。 キッドは27、8歳。 キッドは、アラサーです(笑) ローが学生のうちは支えてあげられます。恋人と過ごす時間は楽しいものですし。 しかし、将来も考えなければいけませんよね。 『いつも隣りに』のこの世界は、同性愛の認知度は高い方です。でもやはり理解して貰えないと言う場合もあります。 キッドはローが良ければためらわないと決めていますが、ローは田舎から出て来て、たまたま隣りにいたキッドに一目惚れしたわけです。 しかも引越してきて直ぐの、大学に通う前の出来事です。 それが今、大学へ通いバイトをして、ローのコミュニティは広がって様々な出会いがあります。 悲しいですが、キッドはもしローが異性を好きになり真っ当な恋愛を選ぶのなら後腐れなく見送ってやるつもりです。 その方がきっといい。 だから浮気をしてもまぁ許す方向です。 ローは至ってその気がないのでキッドが考えるだけ無駄なんですけどね。
それにまだ30手前。ローと別れてもまだまだチャンスはいくらでもです。 でも、流石に30超えると…。 素直な気持ちで言うとキッドはローを本当に好きですので離したくないのです。束縛もしたい。女々しい考えですが、5歳違う年下の恋人と長年付き合ってから別れるなんてのは正直堪ったもんではない。時間はあるようでないと感じています。
それを踏まえてお互いの為にも部屋(家)は別にしておいた方がいいと言うキッドの考えです。 合鍵もあり、遠慮なく行き来する仲ですが、家が別なら気まずくなったり、多少喧嘩した時には便利ですし。 家が一緒だとそこに「必ず帰らなければならない」義務が生じますので…まだちょっと束縛するのを躊躇うキッドです。
ローが卒業を迎えるタイミングで「どうするんだ?」と言う話になります。 キッドとしては別れるなら今だし、その気がないなら後2年くらいなら猶予を持てます。社会人2年目まではローの人生に付き合ってあげられる余裕があるので。 ローはここで「一緒に住もう」と提案します。今後の為にもと。 キッドは嬉しい反面、そうしてしまうともう笑って別れてやることは出来なくなる、と初めて想いを吐露。
2人が同棲してしまうとシリーズは完結を迎えることになりますね。 私自身も、終わるなら「一緒に住もう」で終わらせようと思っています。
さらりと、完結宣言しましたが物語はまだこれからありますし、このシリーズはネタばれをした方が楽しめると思いますし。
この2人は結婚もします。 日記の方でチョロッと書きましたがトラファルガー両親にも祝福され、ローが設計した戸建てに住んで相変わらずのんびりと過ごすのです。 子供はないですが、楽しい家庭になると思います。
--さらに今更人物設定--
トラファルガー家は小金持ちです。それと土地を持ってる。ローの父がやっぱり建築関係で、ローの母は元看護婦。 ローが20歳の頃に父が62、母が59歳。 遅くなって出来た一人息子が可愛くて心配で仕方ないようです。 父母は息子に「やりたいことはやれ」それだけ教えました。
キッドは家庭が複雑です。母親は知らないし父親は死んだらしく、4歳前後には孤児でした。孤児院時代からキラーとは友達です。孤児院の先生がキラーの母でした。 中学上がる前に父の姉だと言う人が来てキッドを養子にしました。その人にはキッドより6歳下の女の子、実の娘がいました。 引き取られ微妙な感じに暮らしますがとある事件があり、キッドは高校1年の半ばには1人暮らしを始めます。 アパートは叔母が援助してくれ、高校も通わせてくれたので金銭的には無理をさせると思いつつも一緒に暮らそうとは考えませんでした。 バイトをしながらちょっとずつお金を貯めて即就職。バイトの頃の伝でした。 就職の為、在学中簿記2級と電卓3級を取得(意外にも) キッドは意外や意外、お仕事は事務的なものです(マルチにこなすけどメインは事務)。主に建材やそれに並ぶものを扱う職場ですがいろいろあります。 職場は忙しいのにのんびりしてます(空気が)緊張感ねぇよなぁ、とキッドは今でも思う。 事務ですが要は見えない裏方なので服は何でもありです。(社内規定なんてもんは存在しない) 極たまに残業がある。
このシリーズは、ローらしくもキッドらしくもない設定です。良くある、共感できる、体験したことがあるそんな平凡な日常。
---- 箇条書きやネタの小出しでやりたいこと書かなきゃ永遠に書くことがないきがして(笑)
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