花屋アルバイト | ナノ

▽凡人花屋のアルバイトとフラン





「いらっしゃいませー」

「今日も来てやりましたよー」

「………(べつに来なくてもいいんですけど)」

「失礼な」

「失礼しました(なんで心の声が分かったんだ)」

「それはミーが天才だからですー」

「あ、はい」

「うぜえ」

「(うぜえ)」

「………」

「ところで今日は?」

「ああ…じゃあこの赤いヤツでー」

「分かりました」

「半額までまけろよ」

「ありがとうございましたーまたのおこしをー」







「なに?カエルが花?」

「なんですかーなんか文句でもあるんですかー」

「ししっ、似合わねえ」

「堕王子よりかは似合いますー」

「死ねよ」

「無理ですー」

「にしても、めずらしーな。カエルが花。なんかあんの?誰か死んだとか?」

「そんなんじゃないですよー………別に」

「ししっ!なんか最近多いよね、オマエ」

「別にー」

「王子も会いに行ってみよっかなー」

「…(なんでこいつ、知ってるんですかー)」

「ししししっ!おもしれー!」

「死ねばいいのに」

「オマエがな」



















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