6.恐ろしく強い奴。
リボーンに言われ久しぶりの並盛の町を歩いていた。
今の夜依の格好は黒い半袖の上に黒いコートを羽織り、黒いズボンを履いているとゆう全身黒づくめ。
並盛を歩きながらリボーンとの会話を思い出す。
『並盛中学に転入…か。確か今私は15だから三年に転入すれば良いのか』
ボンゴレ次期十代目となる男は並盛中学に通う一年生のようだ。
だからリボーンはもっとも近くにいられる学校を選んだ。
………しかし、学校とゆうのは群れる奴らが多い場所と聞くが……
『どうやら下見が必要らしいな』
行くか、その並盛中学とやらに。
そういえば……あの子も中学にいる年だな。
雲雀。
――――
「ちゃおっス!」
昼休み、例の話しで屋上に来ると聞き慣れた声がした。
「リボーン!」
「リボーンさん!」
「よ!小僧じゃねぇか!」
三人ともそれぞれ違った対応。
「今日はお前達に紹介したい奴がいんだ。」
「!それって今朝お前が迎えに行ったってゆう知り合いの人?」
まさかとは思うけど……またファミリーとかそんなのに入れるとか!?
「り、リボーンさん!まさかそいつをファミリーに入れるなんてことは……!」
「ちげぇぞ。」
良かった―――――!!またファミリーとかふざけたものかと思ってたけど純粋にリボーンの知り合いなだけだったんだ――!
そう思って感涙していると、
「そいつは俺の手伝い、つまりはツナ、お前の家庭教師だぞ」
「うそっ―――!?!」
「リボーンさん!?そいつは誰なんすか!強い奴なんで!?」
自分のボスとなるツナが見ず知らずの奴に家庭教師をされるとなると彼の右腕として獄寺隼人は黙っていられなかった。
「まぁ会えば分かるぞ。今そいつもこっちに向かってる途中だからな。お前達はここで待ってろ」
「え?でも授業は……」
―ガチャ
「待ってろ」
「はぃいいぃぃっ!!!!!!!(泣)」
拳銃を突き付けられ、反論は許さない、と語っている。
「獄寺、さっきの質問答えてやるぞ」
「あいつは、恐ろしく強く、とんでもねぇ強さを秘めた奴だ。」
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