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44.欲望の形(微裏)





『…ふぇ?』



何時もならすぐに止まるのに今もまだ中で脈を打って出されているそれに葵は?と頭に浮かべる。


それを見たヒバリはあぁ、と更にグッ、と腰を押し付け。





「最近、シてなかったからね…。結構溜まってたんだ。」



ほら、まだ出てる…。と今だ出ている白濁を残さず中に注ぎ込む為に数回に分けて腰を小さく振る。
それすらもイッたばかりの葵の敏感な身体には感じるのか秘部がビクビクしていた。



全て出し終わりゆっくりと自身を引き抜くとゴプッと入りきらなかった白濁が逆流してくる。





『ひゃ……んっ…』




「ふぅ――…………いつもならもうニ回してる所だけど…流石に今は夏とはいえそのままの格好じゃ風邪を引くからね。」



今日はこれで我慢してあげるよ、と背中に軽いキスを落とされる。



『///ぅ……』




まだ快楽から抜け出せていない赤い顔で葵はほっとする。










―――――――――




情事も終わり、乱した浴衣を整えていると既に服を整え終わっている恭弥君が私を待って木に寄り掛かっていた。



早くしないと、と整え終わって慌てて立ち上がるが…




『――!//』


「?」




急に動きを止めてしまった葵に雲雀は不思議に思い近くに寄る。



「どうしたんだい?」


『ッ……、…///』



どうしたのかと聞いても顔を赤らめて目線を下にやるだけで何も言わない。






―葵side―



恭弥君が待っているから早く行かなきゃ、と足に力を入れ立ち上がった瞬間。







―ドロッ




『――!//』



立ち上がった瞬間、
………恭弥君に、出されたものが…………




立ったまま動かなかった私に不信を抱いたのか恭弥君が近付いてくる。



「どうしたんだい?」


『ッ……、…///』



バッと視線を下にやり悟られないようにするが雲雀は何かに感づいたのか葵の下半身を見た。




「………そうゆうこと、」



クスッと小さく笑うと雲雀は葵の腰と膝裏に手を添えてそのまま持ち上げる。
お姫様抱っこ、とゆうやつだ。




『え、え?!』


抱っこさせられた葵は何故そうなったのか分からず混乱していると、



「中に入ったアレが出てきたんだろ?」


『!///』



図星だったのか葵の顔は更に赤くなる。
顔を俯かせ小さく頷く葵の額に軽く口付けてから家に向かって歩き始めた。






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(あ、草壁君たちは…)

(さっき連絡しといたから大丈夫だよ。)



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