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TITLE 15.一番手は誰だ? 「一番手に咬み殺されるのは誰だい?」 「10代目!俺が行きます!!奴だけはどうしてもぶっ飛ばさなきゃ気が済みません!」 爆弾を構えて前に出る獄寺をツナは止めようとしたがリボーンの黙って見てろ、とゆう言葉に山本と一緒に見ている事に。 そしてゲームが始まり、先に先手を撃ったのは獄寺だった。 いつかのように真っすぐ飛び込んで来る獄寺にヒバリはトンファーを振り落とす、が。 また獄寺もそれを詠んでいたのかその一撃を避けて爆弾を周りに放り投げる。 「果てな。」 物凄い爆発音が桜並木に響き渡る。 ツナは獄寺がヒバリに勝ったと思い驚いていた。 「獄寺君が、マジであのヒバリさんを!!」 そこではっとし、ツナは先程ヒバリと一緒に居た女の子の方に視線を流す。 『……。』 「(…あの子、ヒバリさんがやられたのに、表情一つ変えていない。)」 葵って子は無表情のまま爆発した煙をじっと見つめている。 なぜ――? その疑問も煙の中から聞こえた声で消えた。 「で…?続きはないの?」 「なっ!トンファーで爆風を!?」 「獄寺君!!」 あの葵って子、ヒバリさんが無事なのを知ってたんだ!! だから獄寺君の爆弾でやられていた時も表情を変えなかったんだ。 ヒバリさんが無事なのを、知っていたから…。 俺が葵ちゃんの方を見ていると膝を着いた獄寺君にヒバリさんのトンファーが振り下ろされたが、山本がそれを止めた瞬間だった。 獄寺君は膝を着いたので山本にバトンタッチ。 山本はバットを刀に変えてヒバリさんと応戦する。 「僕の武器にはまだ秘密があってね。」 秘密?と首を傾げているとトンファーから鉤が飛び出し刀とともに山本を薙ぎ倒す。 「山本!」 「次はツナだぞ。」 暴れてこい、と一言言われて特殊弾を撃たれた。 「死ぬ気でヒバリを倒す!!」 次→ |