未定 (3/)


あの男が来てから三日が経ち、奴はオレと会った後に入隊をしたらしい。

しかし奴は色んな意味で問題児とされていた。

授業は毎回ちゃんと受けている。しかし指導の時間になると教官の前から消えるらしい。
他の教官からも話を聞く限り実技の時間は出ていないとの事。



オレはその原因は知っている。何故なら、





「いい加減俺を弟子にしろコラ!」


『それはこっちの台詞だッ!いい加減諦めろ!!』



廊下で言い合う二人。
コロネロと名乗るこいつはいつも実技の時間になるとこうしてオレの元へは訪れては同じことばかりを繰り返す。




「俺はアンタじゃないと嫌なんだ!!」


『知るかッ!!!』



スタスタスタッと前を早歩きで歩くラン。
その後ろを同じく早歩きで着いて歩くコロネロの姿がこの三日間続いている。
周りの生徒や教官はまたかとゆう優しい目で見ているのは二人は知らない。




『ッ!いい加減オレに付き纏うのは止めろ!!言ったはずだ!貴様に見込みは無い!』


「そんなのやってみなきゃ分かんねぇだろ!」


『何をほざ…』


「良いじゃねぇか。」


『「!?」』


突然自分達の横から聞こえた声にバッとそちらを見る。





『っ…リボーン……』



壁に背を預けハットのつばを掴み下に下げているリボーンがいた。




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