クローナ躯髏VSマーモン (3/3)


躯髏が走り出しマーモンに向かって槍を振り斬るが避けられとしまい空間を斬る。
しかしそれは予想していたことで向こうの霧の人はこちらの意義に気が付いていない…。




「!?」




躯髏は空中に逃げていたマーモンに畜生道で大蛇を召喚する。



召喚された蛇はマーモンに巻き付き下に引きずり落とす。
その技を見ていたバジル君は感動して、お兄さんは感心していたが獄寺君と俺は驚きの色を見せていた。




「ケモノを召喚する…あの技は、」


「骸の能力…畜生道だ!!」



そう、俺も実際に見たことのある技で、骸の技でもある畜生道…。
なんで彼女が……
そう思っていると隣にいる獄寺君も同じことを思ったのか眉間に皺を寄せて俺を見る。




「10代目!間違いなくあの女骸に憑依されてますよ!!」



獄寺君に視線を流すとやはり眉間に皺を寄せクローナを見てそう言っている…。



だけど、


確かに、時々骸そのもののように感じる事がある。彼と同じ力を使い、彼の武器である槍を持ち、不思議にも右目を眼帯で隠しているクローナ躯髏。




でもひとつ分からない…なんでだ?




最初に会った時から











いつも




彼女自身の、強い意志を感じるんだ……。




俺の目に映るのは、
槍を構え直して強く敵を睨む彼女の後ろ姿…。
マーモンを倒し勝ちたいとゆう彼女の強い意志が俺には感じられるんだ……。















―雲雀side―



「10代目!間違いなくあの女骸に憑依されてますよ!!」



躯髏を睨み据えながら獄寺隼人が口にしたその言葉に目を見開く。
また彼等の口から出た"骸"、とゆう名前…。



やはり躯髏と骸は何か関係があるのか?
それがこの試合を見に来る事に繋がると………透の声に良く似た誰かが言っていた。



躯髏もこの試合が終われば全てを話すと約束した…。
だから僕は待たなければいけない。
彼女が帰ってくるのを。僕はちゃんと聞くって…



約束したからね、








躯髏…




だから君も、





僕に話すとゆう約束を破らないで。







END




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