second dream
どこ?
とっても広いからお屋敷かな?
「誰だ?転校生か?」
金髪の小さい.....男の子が声を掛けてきた。
『えっと......僕は迷子?』
「ちげーよ!俺はれっきとした学生だ!」
すいません、小さい学生さん。
『ところで、ここはどこ?』
「え?お前知らないのか?」
『うん....。』
「ここは早乙女学園だ!そして俺様は倍率200倍の競争率を勝ち抜いた勇者だ!」
『えっと....さおとめ...がくえん...?』
「お前、もしかしてシャイニング早乙女知らないのか?」
ごめんなさい....この小さい学生さんの言葉が理解出来ないんですが.....
『しゃいにんぐ....?』
「.......。テレビ、見ないのか?」
『えと.....よく見る、けど....。』
「じゃあお前、ケンカの王子様って知ってるか?」
ホントのホントにごめんなさい。
「わかんねーのかよ!?じゃあお前の好きな俳優は?」
『えっと............』
そこそこ有名な俳優の名前を3人ほど挙げてみる。
「誰だ、聞いたことねーぞ?つーかなんでお前ここにいるんだ?」
『図書館行って変な本開いたら....ここにいた..........』
「じゃあお前まさか...............」
『「トリップした?」』