火黒
※火神くんはがっついてそうだなって思いつきからきた妄想の産物。火神×黒子です。黒子は総受け派
「火神くんはがっつき過ぎです」
先程までの情事のせいで痛い腰をさすりながら言うと、バツが悪そうな顔をして火神くんが謝った。謝ってすむなら警察はいりませんと言うと、ますます小さくなった。…少しだけかわいいと思ったのは火神くんには内緒です。
ベッドやバスケの最中とは違うその姿に、ほんの少しの優越感を感じて、心の内で自嘲した。なんて醜いんだろう、僕は。彼が光ならば僕はまさしく影。醜く黒く塗り潰された影だ。
大丈夫か、と心配そうに聞いてくる火神くんに少し笑って大丈夫ですよ、と強がる。
「シェイク奢ってくれたら許します」
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