etc | ナノ
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -
祓魔師 (5/5)
目隠し/こねた

目が見えるようになったなら


勝呂Ver

「…鶏?」

「お、お姉…」

「鶏が喋っとるわぁ。母さん、鶏さん喋っとるよ」

「ちょ、お姉…久しぶりに会ってその反応はないわ…」

「私の弟は鶏冠なんかあらへんわ」


お姉さんちょっとご立腹。


志摩Ver

「廉造…あんたその頭」

「似合いますやろ?」

「遂に頭の中だけやのうて外までピンクなってしもうたん…?」

「お、お嬢…」


何気にひどい。


子猫丸Ver

「子猫は相変わらず可愛らしいな」

「可愛い言われても…」

「せやね、男の子に可愛いは失礼やね。許してや」

「……」

「子猫が一番爽やかやわ。あの二人も見習うたらええのにな」


勝呂と志摩に軽く死刑宣告。



金造Ver

「そう言うたら金造も金色やね」

「目立ちますやろ?黒髪は重く見えて駄目なんよ、お嬢」

「頭の軽さと軽率さもよう解るわ」

「!!??」

「御免ね冗談よ、本気にせんで」

「び、ビビりましたわ」

「まあ半分本心やからね」

「!!!???」


金造涙目



あれ?なんか毒舌?















































柔造Ver

「お嬢、あまり弟達を虐めんといて下さい」

「虐めんとらん。頭の色が黒やのうなってたんが気に入らんの」

「お嬢…久しぶりに会った思うたら頭染めとったからって、そない怒らんでも…」

「私怒っとらんよ?」

「…へ?」

「頭の色ダシにして構うとるの。いややわ、柔造まで」

「あ、それなら…お嬢がそうならええんです」

「ねえ柔造。どうせなら頭染めた子らを子猫みたいに頭刈ろうや」
「…へ?」

「染めた部分だけ、バリカンで。竜士面白くなるえ。落ち武者や落ち武者」

<<prev  next>>
[back]