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「で、いいんですか?」

「私は私に戻るだけです。自分以上のモノを持つ気はありません。だから、いいんです」


即答だった。
朔弥は仙人になるつもりはありません。とハッキリとその口で伝えた。

ちなみに世界の分離も左近以外の軍師に伝えられていた。


「左近殿、私も手伝います皆を集めるの」

「いえ、大丈夫ですよ。伝えるのは大名に伝えれば配下に伝わりますし」

「…そうですか」


その大名集めてしまえば話すのは一回で済むのに。と朔弥は思ったが、左近もそのつもりなのだろう。
朔弥に比べて左近は頭がいい。
そういう事に関しては彼に任せた方がいい。


「それではこの3日の内に大宴会がありそうですね」


そうですねえ…。
左近は遠くを見つめて朔弥に返した。

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