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「#エロ」のBL小説を読む
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どういう経緯で朔弥がその薬の入ったお茶を飲まず、他の人が飲んだかは大人の事情て省きます☆
ついでに私は3ほぼ未プレイ。
清正や正則の性格よく分かってないよ。
今日はアンケートで幸村の名前が以前上がったので幸村で。
他は気が向いたら



「ありゃー、幸村が飲んじゃったのい」


朔弥の手を握り、熱っぽくその手の主を見つめる幸村を見たねねの一言。
手を握られた朔弥は困惑し、幸村とねねを交互に見比べ、どうしらいいのか分からないといった表情をしている。
三成と清正はただ目を見開くばかり、正則は飲みかけの茶を口から流すわ、兼続は「愛があるなら致し方ない」と訳のわからないことを口走る。


「あ、あの、おねね…さま?」

「もう朔弥に飲んでもらおうと思ってたのに飛んだ誤算だよ」

「おねね様ー、話が見えませーん」

「朔弥殿、私では駄目でしょうか」

「幸村殿は少し黙ってて下さい」

ねねに話を聞こうとするが、どうも掠った答えしか返ってこない。
自分を見て欲しい幸村は朔弥に声をかけるが、朔弥がピシャリと言うと口は閉じたが、それ以外はそのままだ。


「しかし幸村の状態を見る限り本物か…よし」

「お・ね・ね・さ・ま」

「ん?ああ、なんだい朔弥」

「幸村殿の様子がおかしいんです、あのお茶の正体はなんですかっ」

「私はどこもおかしくありません」

「幸村殿、男性は少し口少ない方が素敵ですよ」


幸村は朔弥の言葉に反論するが、朔弥にそれ以上の言葉で黙るように強要された。
そしてねねは悪びれる様子もなく「あのお茶かい?朔弥のだけ南蛮渡来の惚れ薬とやらをいれたんだよ。しかしなんで幸村が飲んじゃったのかねえ…」と悩む始末。


「え…じゃ、じゃあ他のお茶にも…?」

「安心おし、朔弥のだけだよ」

「そこは安心するところじゃないです。寧ろそこは私と幸村殿に謝るべきところです」

「この気持ちは薬のせいではありません、朔弥殿!」


声を荒げた幸村に朔弥はきょとんとした。
清正と正則は火の粉が飛ぶのを恐れ、そそくさとその場を退散。
残った二人はもうどうしたらいいのかわからず、その場にいるばかり。
最終的になるとねねは「なんだい、もう告白かい?若いねえ!」とキャッキャッし始めた。


「私は…私は以前よりお慕い申しておりました朔弥殿」

「は…へ?」

「私では…駄目でしょうか。共に歩んではいただけませんか?」


ただ真っ直ぐに朔弥を見詰める幸村。
朔弥は黙って何も答えることが出来なかった。







中途半端に終わり。
答えはご自由にご想像ください。


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