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「#幼馴染」のBL小説を読む
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「体育祭が近いねー」
「##name_2##は何に出る予定だ」
「まだ決めてない。ていうかさ、今年男女ペアのやつ多くない?」

体育祭が近い。しかも今年はどうしたことか、本当に男女ペアのものが多い。
正直男子と仲が良いわけでもない、というと友達に「嘘つくな」と言われるが部活関係以外では話す機会もない。

「なんで二人三脚が男女ペアなんだろ…」
「去年まではそうじゃなかったのにな」
「男子と一緒嫌だからどうしよう」
「ならオレと組むか」
「東堂くんクラス違うじゃん」

今日はいつも一緒にご飯を食べているメンバーが揃いも揃って風邪で欠席。一人で食べても楽しくないので、部活仲間のところに来たのだが、どうやら推薦ではないが東堂以外全員所用でいなかった。
東堂くんだけか…と##name_2##が逃げようとした瞬間見つかってしまい、見つかってから逃げたところでどうせ捕まるのだからと早々に観念して一緒に昼を食べていた。

「東堂くんは何でる?」
「そうだな、目立つヤツ」
「あー、うん。借り物なんていいんじゃないの?あ、私借り物にしようかな」
「目立つのか?」
「んー、何々の人ー!とか、声はるし」
「美形の大声はちょっと…」
「じゃあ選抜リレーでもでれば」