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Fate/綺礼に懐かれる話

4次峰
開戦前に教会に来た主にポロッと「美しい物を美しいとは思えない」みたいなことを言っちゃった綺礼。
うっかりなので「あ、やべ」と思って主を見るが、ふーん。て感じ。

もしくはイレギュラーマスター(鯖持ち)の主を排除するために追いかけ(教会としての仕事)、マスターである主と対峙した際に口論し、上記みたいな事をポロッと。
いきなりの告白(しかも半ギレ)に驚くというか、どうしてみようもなくて真面目に返してしまう。
「そんな大衆意見に惑われるな!」
「!」
「だいたい美しいとか綺麗とか、そんなのどう感じるかなんて人それぞれでしょう?皆が皆同じ事思う事なんてあり得ない!」
「……っ」
「感覚がずれているんじゃない!誰もが同じなんて事はあり得ない」
と何故か熱く語っているところに主の鯖に「熱く語るなマスター。でも今その時違うよね」と窘められる。
それで綺礼と改めて対峙しようとすると、何故か期待した目線の大男。
「お前は、私を否定しないのか?」
「は?」
「誰にも、父にさえ言えなかった私を…お前は否定しないのか。アレさえも…私を」
「だ、だって…何を思って感じようが、貴方の自由で、貴方の感情でしょう?どうして私が否定しなきゃ…なの(えー、何この神父怖いんだけど)」
念話で自鯖に「この神父が怖いんだけど。逃げる算段よろしく」と逃げようと画策。綺礼のアサシンは綺礼に手を出すなと言われ待機中。
「…私は、他人が苦しむ姿や悲しみ、痛みに歪む顔が好きだ」
「超…ドS?」
「丁度獲巣…巣を獲るのか?」
「ス?…いや、超サディスト?虐待性淫乱症とか…一般には、残虐を好む傾向。貴方の場合、後者になるんだと思うけど…まあ、そういう人は居るから」
「だから、今私はお前の苦痛に歪む顔が見たい」
「お断りします。私は痛いのも苦しいのも大嫌いなので」
それであっさり「そうか」と引き下がる綺礼。意味が分からない主。
それから何とか主の鯖の機転というか、綺礼の隙わ突いて逃走成功。

しかしそこから綺礼のストーリー化が始まる。
今日は何をしたとか、明日の予定をわざわざ毎日報告しにくる(アサシンに居場所を探らせている)
でも報告したらさっさと帰る。意味が分からない。
鯖に「神父来たら追い返して」と命じるが「別に悪さしないからいいだろう。むしろ情報くれるんだ、有り難く頂戴しろ」と我慢しろよ情報の為にと言われる。

そのうち「敵鯖倒したらマスターが褒めてくれるってよ」と主の鯖が綺礼に冗談半分で言ったら本気にして倒してくれるくらいに忠犬(?)になってしまう綺礼。
主命に目覚め愉悦には目覚めない←

ただ綺礼が懐く話がしたいなといい…ね。



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